次世代SUVの大本命!三菱「エクリプスクロスPHEV」を普段使いで徹底検証【PR】
急速充電器を使えば約25分で約80%まで電池をチャージできる
こうしてエネルギーマネジメントが色々と試せるクルマというのは、燃費にシビアなモータースポーツに萌える夫としても、家計を預かる私としても、それらをいかにして最適な采配で駆使しようかと考えながら走るのが、かなり楽しいことにも気付いたのでした。
そうこうしているうちに、夫がトイレに行きたいと言うのでPAにピットイン。少しバッテリーが減っていたので、せっかくなので急速充電器につなぐことに。コーヒータイムと合わせて約20分で充電が完了しました。
急速充電器は高速道路のSA/PAにたくさん設置されているから、休憩のついでに充電することで、賢く走れるのがPHEVのいいところです。
普段使いで約90キロを走るも、ほぼガソリンなしで走れてしまった!
高速道路を降りて、再び一般道へ。所用のある夫を最寄駅まで送り、娘の幼稚園を目指します。ここまでの走行距離は約90kmほどでしたが、ガソリンをほとんど使っていないことに気づいてビックリ! 日常の行動範囲はほぼ電力でカバーできるという、予想以上の実力を思い知りました。
電気だけで走ればガソリンで走るよりも圧倒的にお財布に優しいし、何よりも電気で走っている間はCO2の排出量がゼロで、地球環境にも優しいんです。
そして、まだチャイルドシートが必要な娘の乗り降りを手伝うのも、ヒップポイントが適度に高く、ドアも大きく開くのでとてもスムーズ。サイドシル部分の幅が狭くてシートからサッと足が地面につくことや、泥はねで汚れやすいサイドシル部をガーニッシュが覆っているので、洋服の裾などが汚れにくいのも嬉しい心遣いです。
フラットで奥行きのあるラゲッジスペースは、後席使用時でもアウトレットで買いまくった荷物が余裕で積めたほか、簡単に後席が6:4分割で倒せるので、レジャーの時には子どもの遊び道具やキャンプ道具なども十分に積めるはず。
シートまわりのスマートフォントレイやUSBポートなど、気のきいた収納スペースもあって、使いたいモノがしっかり整理できると感じました。
子育て中はとくに細々した荷物が多いだけに、こうした使い勝手の実力はしっかりチェックしたいところです。
もしもの災害時にも大活躍する、最大1500WのAC電源を標準装備
ちなみに、いつどこで遭遇してしまうかわからない災害は誰にとっても不安なものですが、エクリプスクロスPHEVはそんな「もしも」の時にも活躍します。
100V/最大1500WのAC電源があるので、家庭用の電化製品がそのまま使用可能。今回試したところ、なんと電子レンジに加え、炊飯器やドライヤーまで使えてしまうことを確認しました。災害時の非常用電源として、かなり頼もしい存在です。もちろん、アウトドアを楽しむ際にも、料理や趣味の幅が広がります。
加えて、「V2H(Vehicle to Home)」のシステムを使えば、バッテリーの電力を住宅へ供給することも可能。満充電の状態で、エアコンや冷蔵庫、照明といった一般家庭の最大約1日分の電力がまかなえます。この安心感は、家族の毎日にもすごく心強いはずです。
エクリプスクロスPHEVは、これからの時代に大本命のマルチプレーヤー!
こうしてエクリプスクロスPHEVと1日を過ごしてみて、まずは普段の買い物から駅や学校への送り迎えなど、日常使いならほとんど電気だけで走れるのが大きな魅力だと感じました。
自宅に200V電源があれば、帰宅したらすぐに車両付属の充電ケーブルをつないで、スマートフォンと同じように充電することで、よりスマートにリーズナブルにクルマを使えるようになるのです。
そして、市街地での取り回しの良さ、乗り降りや荷物の積み下ろし、収納といった使い勝手のよさは、子育て中でも大満足。
モーターの美点を余すところなく堪能でき、ハンドリングや安定感も高い走りの良さに、夫も納得。もちろん、ロングドライブの際もいざとなればガソリンで走れるというのも、心と時間の余裕が得られて安心です。
今回は試せませんでしたが、SUVなら期待してしまうオフロードや雪道での走行性能も、過酷なダカールラリーを走破したアウトランダー譲り。
実はエクリプスクロスPHEVにはドライブモードが設定されていて、通常の舗装路を走る「NORMAL」のほかに、山道などのドライ路面に適した「TARMAC」、滑りやすい路面に適した「SNOW」、悪路やスタックした時に威力を発揮する「GRAVEL」が選べるようになっています。
いつか子供を連れて、日本中をドライブしたいという夢を持つ私たちにとって、どんな道も走れるというのは夢がもっともっと広がるなぁとワクワクしました。
こんなエクリプスクロスPHEVは、時代がものすごいスピードで変わりつつある「今」、そしてその変化に軽やかに乗っていきたい「未来」にも、まさに大本命といえるマルチプレーヤーだと実感したのでした。
[Text:まるも亜希子/橋本洋平 Photo:土屋勇人]