神出鬼没な「覆面パトカー」見分ける方法ある? 気づいたら後ろで…「赤色灯」!? ポイントは「地味ぃなセダン車」?

高速道路をパトロールしている警察車両のうち、「覆面パトカー」を見分けるのはなかなか困難です。見分ける方法はあるのでしょうか。

覆面パトカーにはいくつかの種類がある

 街を走る警察車両のうち、白と黒の2色で塗られた「パトカー(パトロールカー)」はすぐに見分けがつきますが、一方で秘匿性の高い「覆面パトカー」といわれるものは、普段生活していて意識することはないでしょう。
 
 高速道路などでも、赤色灯を展開しながら出現することがありますが、通常走行時に見分けることは可能なのでしょうか。

神出鬼没! こんなところに「覆面パトカー」!?[画像はイメージです]
神出鬼没! こんなところに「覆面パトカー」!?[画像はイメージです]

 警察車両のうち、覆面パトカーと分類されるものは主に3タイプあります。

 ひとつは「捜査用覆面」などと呼ばれるもので、いわゆる“刑事”が捜査のために使用する警察車両です。

 ふたつめは「要人警護用警察車両」で、VIPが乗るクルマの警護にあたるものを指します。

 そして最後が「交通取締用四輪車」という、主に交通違反を取り締まるためのものです。

 高速道路や主要国道などで時おり見かける覆面パトカーは、主にこの取り締まり車両に該当します。

 全国的にもっとも多いのは、トヨタの高級セダン「クラウン」をベースにしたものです。

 定期的に新旧の入れ替えが行われており、地域によって年式もさまざまなものが存在します。

 古いものでは12代目180系”ゼロクラウン”から13代目200系、14代目210系、先代の15代目220系と、幅広い世代のモデルを見ることができます。

 ただし2025年3月時点で、2022年登場の現行型16代目クラウンシリーズが交通取り締まり用の覆面パトカーに採用された例は、まだ見当たらないようです。

 このほか地域によっては、トヨタ「マークX」「カムリ」、日産「スカイライン」、スバル「WRX S4」「レガシィB4」などが採用されている模様です。

 SNSなどにもこうした車両の目撃情報がたびたび紹介されており、新たな車両が導入されると大きな話題を呼ぶことから、多くのドライバーにとっても覆面パトカーが気になる存在だということがわかります。

 その共通点は、どういったところにあるのでしょうか。

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