快適性こそフリード「Modulo X」の真価!? 1000キロ走って分かったその理由とは(後編)【PR】
走りの性能が高いことで知られるフリード「Modulo X」ですが、その真髄は疲れ知らずの快適性能にあるようです。今回はそれを徹底的にチェックするため、ノーマルモデルと乗り比べながら約1000キロのロングドライブに出かけました。
フリード モデューロXに乗って東京〜三重間を2日で往復した!
往路(前編)では、フリードのノーマルモデルとモデューロXを乗り比べて両車の違いを確認することで、モデューロXのよさを改めて実感することができました。そして復路でもドライブ好き女子の飯田有衣さんと交替しながら運転して、モデューロXのロングドライブで発揮する真価を探りました。
まずは、せっかく伊勢志摩に来たのだから、日本人に生まれたからには一度は行っておくべき伊勢神宮に向かいます。
宿泊地からはクルマで30分ぐらいの距離です。筆者は何年ぶりかの3回目、有衣さんほかスタッフは初めての来宮だ。
前日はノーマルモデルで走ったのと同じ道をモデューロXで走ったのですが、そうすると違いがよくわかります。
搭載される実効空力デバイスのうちの「エアロフィン」は、攻めた走りだけでなく、高速道路のジャンクションやもっと車速の低い郊外のカーブをごく普通に走るだけでも、より正確に曲がれることが実感できます。
さらには、ホイールハウスに入る風を柔らかくしながら整流するという「エアロボトムフィン」で、専用サスペンションの動きがよくなるため乗り心地も良いです。念を押しておきますが、ノーマルでも走りは良いです。ですが、モデューロXはもっとイイのです!
車が思い通りに動くから一般道での快適性もバッチリ!
一般道を暫く走ると、一行は伊勢神宮に到着。何度来てもここに来ると特別な気持ちになります。キレイに手入れされた砂利敷の通路や、そびえ立つ木々が見せる美しい風景に感銘を受けつつ、いちばん奥の御正宮まで、けっこうな距離を歩いていき、いざ参拝。
有衣さん、かなり長いこと拝んでいたけど、いったいどんなお願い事をしたんだろうか…
伊勢神宮を出発する時点での走行距離は約500キロ。このまま帰ると目標の1000キロには若干届かないことが判明したので、一行は次なる目的地として名古屋を目指すことにしました。
伊勢神宮を出発し、往路と違って海沿いの伊勢湾岸道は通らず、伊勢自動車道から名古屋道亀山線、東名阪自動車道を通って伊勢湾沿いにぐるりと回ります。名古屋に着くとちょうどお昼時だったので、我々は「喫茶マウンテン」という場所を目指しました。
寄食メニューを提供することでも知られる「喫茶マウンテン」は、それを味わわんと遠方から訪れる人も少なくないとか。名古屋高速を下りてしばらく走ると、ハイカラな外観のお店が見えてきた。
名古屋に来たら一度は”登頂”したい! 喫茶マウンテンでランチタイム
レトロな雰囲気の店内はとっても居心地がよい。こんなにオシャレなこのお店で、そんな奇抜なことが本当におこなわれているのかと思わずにいられないほどですが、我々はすかさず「甘口抹茶小倉スパゲティ」と「甘口バナナスパゲティ」をオーダー。
感じのよい店員さんは、とくにリアクションがないのがかえってシュールだったりする。
そして出てきた品をいよいよ食す。抹茶なら茶そばみたいなものではとイメージしていたのだが、うーん…。
ここでは完食することを「登頂」、断念することを「遭難」というらしいが、ちょっと時間はかかったものの筆者はなんとか登頂だ。一方、有衣さんは…。
スタンダードなスパゲティを食べて遭難を回避していました(苦笑) 甘口バナナスパゲティはカメラマンがしっかりと”登頂”です。
LKASがOFFでもまるでONにしているかのように安定するモデューロX
貴重な経験をしたあとは再び帰路につきます。一行は一般道をしばらく走って東名高速へ進み、東京を目指します。
名古屋から東京へ向かうには何通りかのルートがありますが、走り味を比較しやすいように往路と同じ新東名を走ることにしました。
新東名ではACC(前走車追従式クルーズコントロール)をセットして、あえてLKAS(レーン・キープ・アシスト・システム)をONにしたりOFFにしたりして走りの変化を確かめながら走りました。
すると、有衣さんに運転を交替してしばらく走ったときに、LKASをOFFにしていたのに、「フリードモデューロXはONにしていたかなと思うくらい、しっかり走れますよね」とコメント。そうそう、同じことを筆者も感じてたんだよ!
これぞまさしく実効空力デバイスのエアロスロープがつくった「空気のレール」による直進安定性にほかなりません。けっして大げさではなくて、本当にそうなるのです。
専門家じゃない有衣さんだってわかったくらい、ハンドル中立付近の据わりがしっかりしています。読者のみなさまにもぜひそれを強調してお伝えしたいです。