“38年ぶり復活”のトヨタ「“新”カローラFX」発表! 旧車風デザインの「白ホイール」&ド迫力ウイング”採用! 2リッターエンジンの「ハッチバックモデル」米国で登場

トヨタの米国法人は2025年5月6日に、2026年モデルの「カローラ ハッチバック」に新たな特別仕様車「FXエディション」を追加すると発表しました。伝説のFX16を彷彿とさせるこのモデル、いったいどのようなクルマなのでしょうか。

カローラに“白ホイ”復活! FXエディション登場

 トヨタの米国法人は2025年5月6日に、2026年モデルの「カローラ ハッチバック」に新たな特別仕様車「FXエディション」を設定すると発表しました。米国市場では、2025年秋から1600台限定で販売される予定です。

復活のトヨタ「カローラハッチバック FXエディション」!
復活のトヨタ「カローラハッチバック FXエディション」!

 1980年代に登場した名車「FX16(日本市場では「カローラFX」)」のオマージュであるこの特別仕様車は、懐かしさと現代的な走りを融合した一台。FXの名称は北米で1987年に登場した「カローラFX16」(日本名:「カローラFX」の2代目)から名称が取られたもので、ハッチバックモデルに対して「FX」の名称がつけられるのは38年ぶりのことです。

 FXエディションでは、カローラ ハッチバックのSEグレードをベースに、ホワイト仕上げの18インチアルミホイールやブラックの専用ルーフスポイラー、オリジナルFXバッジなどが装備されています。

 ボディカラーは「アイスキャップ」「インフェルノ」「ブルークラッシュメタリック」の3色展開です。

 インテリアでは、黒基調のスポーツツーリングシートにスエード調インサートとオレンジのステッチを採用。ステアリングホイールやシフトブーツ、ドアトリムにも同色のアクセントが施され、スポーティな演出がなされています。

 搭載されるパワートレインは、2.0リッター直列4気筒直噴エンジンで、最高出力169PS/6600rpm、最大トルク約205N・m(151lb-ft)/4800rpmを発生。トランスミッションにはDirect Shift-CVTを採用し、燃費はメーカー公称で約14.0km/L(33MPG)とされています。軽快な加速と俊敏なハンドリングが特徴です。

 足回りにはスポーツチューンドサスペンションを標準装備しています。

 インフォテインメントには、8インチの「トヨタオーディオマルチメディア」を搭載。ワイヤレスApple CarPlay/Android Autoに対応し、Wi-Fiコネクトを介して最大5台までの機器と同時接続が可能です。さらに、サブスクリプションサービスを通じてApple MusicやAmazon Musicとの統合ストリーミングも利用可能となっており、OTAアップデート(インターネット経由でのソフトウェア更新)にも対応します。

 トヨタの最新コネクテッドサービスも標準装備されており、「セーフティコネクト」や「サービスコネクト」「リモートコネクト」などが5年間または1年間のトライアル付きで利用できます。

 音声認識には「Hey Toyota(ヘイ トヨタ)」で起動するインテリジェントアシスタントも搭載され、ナビ操作や空調調整などを音声で操作できます。

 安全装備としては、全車に「トヨタセーフティセンス3.0」を標準装備。歩行者検知機能付きプリクラッシュセーフティ、全車速対応レーダークルーズコントロール、車線維持支援機能、道路標識読み取り、プロアクティブドライビングアシストなどが含まれています。なお、緊急時の自動ブレーキや追突回避支援機能も備わっています。

 カローラ ハッチバック FXエディションは、北米市場限定での展開となりますが、かつての名車「カローラFX」へのリスペクトを込めたこの一台は、若年層から往年のトヨタファンまで幅広い注目を集めそうです。

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