スポーツ性だけじゃない!フリード「Modulo X」で1000キロ走って分かった真の性能とは(前編)【PR】
走りの性能が高いことで知られるフリード「Modulo X」ですが、その真髄は疲れ知らずの快適性能にあるようです。今回はそれを徹底チェックするため、ノーマルモデルと乗り比べながら約1000キロのロングドライブに出かけました。
ホンダアクセスが開発した純正コンプリートカー「Modulo X」
モデューロXとは、ホンダのアクセサリー用品を手がけるホンダアクセスが開発した純正コンプリートカーの総称です。
2013年のN-BOXを皮切りに、これまでに6車種がラインアップされ、その洗練された走りが評判を呼んで着実に販売を伸ばしてきました。その中でも「フリード モデューロX」は、2019年秋にマイナーチェンジをしたベース車を綿密にチューニングして、2020年5月に発売された最新モデルです。
空力性能を追求したエモーショナルな外観は、いかにも走りを予感させるデザインです。
フリード モデューロXには専用サスペンションやアルミホイールも与えられており、その走りのよさは筆者(岡本幸一郎)も別の機会にサーキットで確認済みですが、ごく普通の道を普通に走っても良さが感じられ、とくに長距離を走ったときにその真価が実感できるようです。
そこで今回は、長距離を乗った時に分かるという走りの良さを確かめるべく、ドライブ好き女子の飯田有衣さんといっしょにロングドライブに出かけることに決定。目標はキリの良い往復約1000kmということで、行き先は伊勢志摩を目指しました。
ただし、率直な感想を知りたいので、フリードモデューロXがどういうクルマなのかは有衣さんには事前に教えません。そして、より違いがわかるように比較のためノーマルのフリードも引き連れて、編集担当+カメラマンを含めた計4人が2台に分乗して出かけました。
目標は1000キロ走破! ドライブ好き女子の飯田有衣さんと出かけた
まずは東京都港区の神宮外苑から出発です。まずは筆者がノーマルモデルの感覚を確かめておきますが、フリードモデューロXでこうして長距離を走るのは初めて経験です。
ホイールベースやトレッドが短くて重心が高いコンパクトミニバンは、本質的に走りにとっては不利なパッケージングといえます。
モデューロXではそれを足まわりと空力を突き詰めることで見違えるような走りに仕上げたというから楽しみです。
外苑入口から首都高速の環状線に乗り、3号渋谷線へ。東名高速をしばらく走り、朝も早かったので神奈川の海老名サービスエリアで軽く腹ごしらえ。
そして有衣さんと運転を交替し、ノーマルモデルのまま足柄サービスエリアまで走ることに。
筆者は助手席から有衣さんの走りっぷりを拝見することにしましたが、運転は普段からよくしているとのことで、さすがは慣れている様子です。
コンパクトなのに広くて使いやすい! まさに”ちょうどいい”フリード
ちなみに有衣さんがふだん乗ることが多いのはセダンなのだそうですが、まずはフリード自体の印象について聞いてみました。
「いつも乗っているクルマとだいぶ違って、上も横もスッキリ見晴らしがよくて運転しやすいですね! 収納もいっぱいあるし、真ん中の通路も空いていて広々しています」とコメント。
そうそう。フリードはまさしくコンパクトなのに車内が広くて使い勝手が良いことを、“ちょうどいい”とアピールしているクルマなんです。
そして足柄サービスエリアでいよいよモデューロXに乗り替え。
有衣さんのファーストインプレッションが気になるところですが、走り出してほどなく、「おぉー、なんだか走りがスムーズに感じます。さっき(ノーマル)よりも運転がラクですね!」とコメント。早くも何かを感じ取ったようです。
そのまま御殿場JCTで新東名へ。有衣さんは新東名を走るのは初めてで、道や景色がキレイなことにも喜んでいました。