日産が「斬新スカイライン」初公開! 精悍すぎる“旧車ボディ”に「カクカクワイドフェンダー」&鮮烈「赤黒2トーン」採用! 伝説マシン想起の「Re30 スカイラインシルエット」をTASで披露

日産グループで自動車整備専門学校の日産愛知自動車大学校は、「東京オートサロン2026」でカスタムカー「Re30 スカイラインシルエット」を初公開しました。

「スーパーシルエットマシン」が令和に帰ってきた

 日産グループで自動車整備専門学校の日産愛知自動車大学校は2026年1月9日、カスタムカーの祭典「東京オートサロン(TAS)」で、授業の集大成として製作したカスタムカー「Re30 スカイラインシルエット」を初公開しました。
 
 2.5か月で製作したといいますが、どのようなクルマなのでしょうか。

 Re30 スカイラインシルエットは、車名の通り、日産を代表する高級乗用車「スカイライン」のうち、1981年8月に発売された6代目の「R30型」をベースにしたカスタムカーです。

 通称「ニューマンスカイライン」や「鉄仮面」(1983年以後のRSマイナーチェンジモデル)の愛称で親しまれるR30型は、80年代らしいマッシブなスタイリングやレースでの活躍、人気の警察ドラマ「西部警察」への登場や、レースで結果を残したことで根強いファンを持ちます。

 レースにおいては、当時存在していた「スーパーシルエット(シルエットフォーミュラ)」で、カテゴリの特徴である超ワイドボディ化や極端に低いスポイラーを装備し、570馬力以上を発揮する高性能ターボエンジンを搭載するなど、武装して参戦。

 迫力のあるマシンを日産の名ドライバー 長谷見 昌弘氏がドライブし、1982年には2勝、1983年には4勝するなど、栄光を残してファンを熱狂させました。

 今回、愛知校の自動車整備・カーボディーマスター科 3年生は東京オートサロンへ向けたカスタムカーの製作にあたり、学校内で保管されていた複数のベース候補車両を調べるなかで、シルエットフォーミュラでのR30型の姿に衝撃を受け、メンバーの意見が一致。採用されることになりました。

 コンセプトは、「再び、あの時のスーパーシルエットを」。当時の2ドアで参戦したスーパーシルエットマシンを、4ドアのボディで再現しました。

斬新「スカイライン」を披露!
斬新「スカイライン」を披露!

 ターゲットは、当時の活躍をリアルタイムで見ていた50〜60代ですが、スーパーシルエットを知らない若者世代にも衝撃を与えたいといいます。

 車名の「Re」とは、「Reborn」(再び、80年代の活気あるクルマを)、「Respect」(尊敬・敬意)、「Remake」(私たちが作り直す)という想いが込められています。

 エクステリアでは、スーパーシルエットの“本家”をリスペクトし、赤と黒の特徴的なカラーリングやワイドボディを忠実に再現しつつも、現代的な要素も一部取り入れています。

 ボディカラーは赤と黒ですが、赤色部分にはラメを加えることで、派手さの中にも現代的な魅力を引き出すという、学生ならではのエッセンスを加えています。

 特徴的な前後バンパーはFRPパーツを製作。「出っ歯」なフロントバンパーは作っては直すという作業を繰り返し、展示前ギリギリまで微修正が入りました。

 ちなみに、フロントバンパーにあるウインカーレンズは「180SX(片方は廃盤で逆にして付けている)」のものを流用しています。

 ボンネットには派手なスタイリングを際立たせるダクトやフィンのような左右のスポイラーも手作りで製作。かつての活躍を思い出させます。

 スクエアさを強調するフェンダーはFRPで片側あたり90mmの拡幅を図り、全幅は1855mmとなりました。ベース車にはプレスラインが施されていますが、拡幅したフェンダーにも同様のプレスラインを設け、連続したデザインが途切れないようにしました。

 リアフェンダーは、通常はワイドボディ化することでドアが開かなくなりますが、十分なクリアランスの確保とドアハンドルの移設、ボディ側のホイールアーチ切断を行い、4ドアとして開閉機構を残しています。右側の給油口も移設し、問題なく開閉します。

 足元はワークの「エクイップ01」を装着。当時感のある4本スポークタイプで15インチのサイズですが、フロントは9J、リアは10Jという極太サイズであり、タイヤ探しに苦労したそうです。

 会場では「懐かしい」という声も聞かれましたが、実際にどのような反響が寄せられているのでしょうか。

 エンジンは2リッター直列6気筒「L20E」型のままで、当初はエンジンがかからなかったそうですが、きれいに清掃と整備を行い、無事に走行できるまでになっています。

 インテリアはあえてそのまま。当時の内装は豪華な仕立てで、学生にとっては新鮮でかっこよく映るそうです。街乗りをメインに想定しているため、スタイリッシュなバケットシートなども付けず、フロアマットを変更した程度に純正を残しています。

 わずか2.5か月という非常に短い期間のなか、苦労して製作したRe30 スカイラインシルエットですが、担当した女子学生は感慨深そうに話してくれました。

「展示してみて一番最初に『かっこいいなぁ!』というのを改めて感じました。ようやく完成してよかったです」

 会場での評判も上々で、来場者からも大きな注目を集めていたといいます。

「最初の想定どおり、当時(を知る50〜60代)の人たちは『カッコイイなぁ、なつかしいなぁ』と言ってくれて嬉しかったです。若い世代の人たちからは『何このクルマ?』『うわぁ、すごい』と新鮮に思っているようです」

※ ※ ※

 日産・自動車大学校ではこのRe30 スカイラインシルエットに加え、京都校の「Sunny Skyline」「MARCH Eloura」も披露しています。

【画像】超カッコイイ! これが日産校の「斬新スカイライン」です! 画像で見る(30枚以上)

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Writer: くるまのニュース編集部

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