新「”和製”スーパーカー」実車公開! 「V12+6MT」搭載の「ド迫力モデル」が凄い! 4本出しマフラー&神社仏閣デザイン採用の「ビースト」TAS26で披露

福島県に拠点を置くカスタムカーメーカー「バリュープログレス」は、2026年1月9日から11日にかけて開催されている「東京オートサロン2026」に、新型スーパーカー「Beast(ビースト)」を出展しました。

圧倒的な存在感の「和製スーパーカー」登場

 福島県に拠点を置くカスタムカーメーカー「バリュープログレス」は、2026年1月9日から11日にかけて開催されている「東京オートサロン2026」に、新型スーパーカー「Beast(ビースト)」を出展しました。

 同車両は、これまでの東京オートサロンなどの自動車イベントで数々の賞を獲得してきた実力派メーカーが、満を持して送り出すフラッグシップモデルです。

 この新型ビーストは、「和製スーパーカー」をコンセプトに掲げ、日本の美意識を随所に盛り込んだデザインを追求しています。

 荘厳な神社や仏閣、鳥居から着想を得たという多段式のエアロパーツや、複雑な直線で構成されたボディパネルが、神秘的な雰囲気をまとっています。

Value Progress「ビースト」
Value Progress「ビースト」

 ボディカラーには情熱的なイタリアンレッドが採用されていますが、日本的な造形と融合することで、見事に「和」のテイストを感じさせるものへと昇華されており、同社の卓越したデザイン力が光ります。

 そのボディサイズは全長5030mm×全幅2400mm×全高1100mmという堂々たるもの。リアスポイラーを含めても高さは1260mmに抑えられており、ワイドで低いスタンスが圧倒的な存在感を放っています。車名が意味する「野獣」の通り、荒々しく迫力に満ちたスタイリングが大きな特徴です。
 
 このクルマのベースとなっているのは、イタリアのスーパーカーメーカー、ランボルギーニの「ディアブロ」ですが、ボディは全面的に手が加えられた完全なオリジナルモデルとなっています。

 パワートレインにはV型12気筒エンジンと6速MTを組み合わせ、ミッドシップに搭載。ルーフは空力性能を考慮した形状で、エンジンに効率よく空気を送り込む設計がなされています。リアセクションには4本の極太マフラーとインパクトのあるディフューザーが備わり、その性能の高さを物語っています。

 開発を担当したバリュープログレスの代表取締役 白岩 薫さんは、同モデルについて次のように話します。

「2010年にドラッグスターというスーパーカーを製作したのですが、その時はトヨタ『MR-S』に搭載された排気量1800ccの4気筒エンジンを搭載していました。

 そのため、多くの人から最高速について聞かれることが多かったんです。

 それが悔しくて、ビーストでは6000ccに迫る排気量のV型12気筒エンジンを搭載することにしました。

 最小はフェラーリ『テスタロッサ』をベースにしようと思っていましたが、たまたまディアブロが安く手に入ったため、こちらをベースにしています。

 ディアブロをベースにしているため、『和製じゃないじゃん』という意見も頂きますが、私としてはシャーシを借りてるだけという認識です。オリジナルのフレームだと登録も出来ないですし、やはり公道を走らせたいのでこのような手段を取るようにしています。

 また、(展示したクルマは)3万2000km走っている個体で、クラッチも滑っていたためトリプルプレートのクラッチに変更し6速MT化しています。

 ビーストに対して多くの反響を頂いていますが、現状では購入したいという人はいません。売れなければ私のコレクションになるだけです(笑)。

 価格についても決まってはいませんが、今後の反響や製作台数を考慮しながら決定する予定です。ちなみに、決して安くはありません」。

 日本のカスタムカーカルチャーから生まれた新たなスーパーカーの動向に、今後も多くの注目が集まることでしょう。

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Writer: くるまのニュース編集部

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