2025年「一番売れた車」は? ホンダ「N-BOX」に! 登録車ではトヨタ「ヤリス」 日本の新車市場、現状は
自販連と全軽自協は、2025年の年間車名別販売台数を発表しました。ホンダ「N-BOX」が総合首位を維持し、登録車はトヨタ「ヤリス」がトップに君臨。特筆すべきは、前年の供給停止から驚異的なV字回復を遂げたダイハツ「ムーヴ」やトヨタ「ライズ」の猛追です。波乱のランキング結果を総括します。
2025年「一番売れた車」は?
2026年1月8日一般社団法人 日本自動車販売協会連合会(自販連)および全国軽自動車協会連合会(全軽自協)は2025年1月〜12月の年間車名別販売台数を発表しました。
登録車と軽自動車を合わせた「国内で最も売れた車」の称号は、ホンダ「N-BOX」が獲得しましたが、その他のランキングはどのような様子だったのでしょうか。
今回の発表によると、登録車と軽自動車を合算した総合ランキングでのトップはホンダ「N-BOX」です。
2025年の累計販売台数は20万1354台を記録し、唯一の20万台超えを達成。
前年比は97.6%とわずかに割り込んだものの、その人気は依然として盤石といえます。
続く総合2位は(登録車1位)のトヨタ「ヤリス」が16万6533台(前年比100.2%)。総合3位はスズキ「スペーシア」で、16万5589台(前年比99.9%)を記録しました。
これらを踏まえると、日本の新車市場がいかに軽自動車とコンパクトカーに支えられているかがわかります。
登録車(普通車)市場に目を向けると、トヨタの「一強」状態がさらに加速している様子が見て取れます。
登録車ランキングのトップ10のうち、実に8車種をトヨタ車が占める結果となりました。
首位の「ヤリス」は16万6533台(前年比100.2%)を売り上げ、底堅い需要を証明しています。
特筆すべきは、4位「ライズ」と5位「ルーミー」の急激な伸びです。
ライズは10万851台で前年比196.9%、ルーミーは9万5221台で前年比140.7%と、いずれも前年の実績を大きく上回る驚異的な回復を見せました。
また、ミニバン勢も好調で、7位「アルファード」、8位「ノア」、9位「ヴォクシー」がいずれも前年越えを達成しており、高価格帯の車両であってもニーズが衰えていないことがうかがえます。
一方で、トヨタ以外でトップ10入りしたのは、6位のホンダ「フリード」(9万437台)と10位の日産「ノート」(7万8123台)のみでした。
軽自動車ランキングでトップ2のN-BOX、スペーシアに続いたのは、ダイハツ勢です。
3位の「タント」は12万4619台で前年比132.9%、そして4位の「ムーヴ」に至っては12万2349台で前年比291.3%という驚異的な数値を叩き出しました。
前年は出荷停止の影響で大きく数字を落としていたダイハツですが、2025年はその遅れを取り戻すかのような猛烈な巻き返しを見せています。
特にムーヴの約3倍近い伸び率は、長年愛されてきたブランド力の強さと、待機需要の爆発を示唆しているといえます。
一方で、スズキ「アルト」(9位、前年比84.5%)やホンダ「N-WGN」(14位、前年比82.4%)など、一部の車種では前年割れとなっており、軽自動車市場内でもユーザーの嗜好がハイトワゴン系へさらに集中している傾向が見て取れます。

2025年の販売台数ランキングトップ10は以下の通りです。
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【登録車 トップ10】
トヨタ「ヤリス」:166,533台(100.2%)
トヨタ「カローラ」:138,829台(83.2%)
トヨタ「シエンタ」:106,558台(95.9%)
トヨタ「ライズ」:100,851台(196.9%)
トヨタ「ルーミー」:95,221台(140.7%)
ホンダ「フリード」:90,437台(105.9%)
トヨタ「アルファード」:86,959台(109.6%)
トヨタ「ノア」:80,065台(113.4%)
トヨタ「ヴォクシー」:78,760台(111.5%)
日産「ノート」:78,123台(76.8%)
【軽自動車 トップ10】
ホンダ「N-BOX」:201,354台(97.6%)
スズキ「スペーシア」:165,589台(99.9%)
ダイハツ「タント」:124,619台(132.9%)
ダイハツ「ムーヴ」:122,349台(291.3%)
スズキ「ハスラー」:87,972台(94.8%)
スズキ「ワゴンR」:72,520台(91.0%)
日産「ルークス」:71,498台(101.1%)
三菱「デリカミニ/eK」:58,916台(98.2%)
スズキ「アルト」:57,553台(84.5%)
ダイハツ「ミラ」:55,777台(130.4%)
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※上記の台数は車名別の合算値となり、一部教習車などを含みます。
近年の新車市場は、N-BOXとヤリスという二大巨頭が市場を牽引している状況です。
そうしたなかで、2026年はこれらの人気車種にどのような新型車が挑んでいくのか、市場の動向から目が離せません。
Writer: くるまのニュース編集部
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