ダイハツの「新たな“軽ワゴン”」に大注目! 「タント」よりも低いボディに「両側スライドドア」×「660ccハイブリッド」搭載! JMSで登場した「K-VISION」コンセプトとは!

2025年10月30日から11月9日にかけて開催されたジャパンモビリティショー2025において、ダイハツブースではFRレイアウトを採用した「K-OPEN」のコンセプトモデルが多くの来場者の関心を集めていますが、その隣に展示されている「K-VISION」もまた見逃せない一台です。「K-VISION」とはどのような車両なのでしょうか。

「タント」を彷彿とさせるパッケージング

2025年10月30日から11月9日にかけて開催されたジャパンモビリティショー2025において、ダイハツブースではFRレイアウトを採用した「K-OPEN」のコンセプトモデルが多くの来場者の関心を集めていますが、その隣に展示されている「K-VISION」もまた見逃せない一台です。

このK-VISIONは、両側にスライドドアを備えるトールワゴンタイプのクルマで、助手席側にはセンターピラーレスのパノラマオープンドアを採用しています。

ダイハツの軽スーパーハイトワゴン「タント」を彷彿とさせるパッケージングですが、このモデルが「次期タント」というわけではなく、全高も1680mmとタント(全高1755mm-1775mm)と比較して低く設定されています。

ダイハツが提案する軽自動車の新スタンダード「K-VISION」コンセプトカー
ダイハツが提案する軽自動車の新スタンダード「K-VISION」コンセプトカー

デザイン面では、スクエアな箱型を基調としており、プレーンな印象でありながらシンプル過ぎないバランスの取れたスタイルが好感を呼びます。前後のライトから続くラインや、ドアパネル下部に施された絞りによって、クルマのキャラクターが明確に表現されました。

展示車のボディカラーは「ビジョンシルバー」と名付けられた特別なもので、キャラクターラインの陰影を際立たせる効果があります。金属感を強く出しすぎず、温かみも感じさせる独特の色合いでした。

インテリアは、シンプルで直感的に操作できる運転席周りを実現し、棚のような形状のインパネは使いやすさを感じさせます。アクセントとしてターコイズカラーが用いられており、単調にならない工夫が見られます。

このクルマが特別なのは、ダイハツのハイブリッドシステム「e-SMART HYBRID」を軽自動車として初めて搭載している点です。e-SMART HYBRIDは、エンジンで発電した電気を使いモーターで走行するシリーズ方式のハイブリッドシステムで、電気自動車と同様のモーター駆動による走りを、充電の手間なく楽しめるという特色を持っています。

このハイブリッドシステムは、すでに小型SUVの「ロッキー」に採用されていますが、軽自動車に搭載するにあたり、発電用エンジンも660ccとなっています。この方式のハイブリッドを装備する軽自動車は世界初となります。発電用のエンジンには、現行のダイハツ軽自動車に搭載されているKFエンジンが流用されていますが、発電専用にチューニングを施すことで効率を約20%改善し、結果として燃費性能も約20%向上しているということです。

K-VISIONはコンセプトモデルという位置づけですが、軽自動車用のe-SMART HYBRIDは、まもなく市販モデルへ投入されることが決定しているとされています。この新技術がダイハツの軽自動車ラインナップにどのような変化をもたらすのか、その発表が待たれます。

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Writer: くるまのニュース編集部

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