斬新「デリカミニ “レトロ仕様”」初公開! 初代「パジェロ」風の“丸目レトロ顔”採用! 超タフで「ワイルド&可愛い」見た目がイイ! ダムドの「デリカミニ ダリ」東京オートサロン2026に登場!
2025年12月26日、アフターパーツメーカーのダムドは、「東京オートサロン2026」への出展概要を発表しました。注目は、三菱「デリカ」の思想を軽自動車に凝縮した現行2代目「デリカミニ」をベースにしたカスタムモデル「デリカミニ ダリ」です。一体どのようなモデルなのでしょうか。
クラシックとタフさを融合
2025年12月26日、アフターパーツメーカーのダムドは、翌2026年1月9日から11日まで幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催される「東京オートサロン2026」の出展概要を発表しました。
ニューレトロやネオクラシックを軸に、量産車の魅力を大胆に再構築してきたダムドらしく、今回も強い個性を放つデモカーが勢ぞろいします。
その中でも注目を集めているのが、近年人気が急上昇している軽スーパーハイトワゴンをベースにした「デリカミニ ダリ」です。

三菱「デリカミニ」は、長い歴史を持つ「デリカ」ブランドの思想を軽自動車に落とし込んだモデルとして誕生しました。
デリカといえば、1960年代後半に登場した商用バンを起点に、「スターワゴン」や「スペースギア」、現行の「デリカD:5」へと続く“走破性と実用性を両立した多目的車”の系譜を築いてきた存在です。その精神を、軽自動車という最小クラスで再解釈したのがデリカミニです。
初代デリカミニは2023年に登場しました。当時の「eKクロス スペース」をベースに、SUVテイストを前面に押し出した専用デザインを採用し、軽スーパーハイトワゴンでありながらアウトドア志向を強く打ち出した点が特徴でした。
丸みを帯びた親しみやすいフロントフェイスと、グリップコントロールやヒルディセントコントロールといった装備により、「かわいらしさ」と「頼もしさ」を両立したキャラクターで人気を集めました。
そして2025年に登場した現行モデルが2代目です。日産「ルークス」と基本構造を共有しつつ、デリカらしさをより明確に打ち出した進化を遂げています。
パワートレインはマイルドハイブリッドを廃止する一方で制御の最適化により扱いやすさを向上。
軽自動車として初となるダイヤル式ドライブモードセレクターを採用し、「NORMAL」「ECO」「POWER」に加え、「GRAVEL」「SNOW」を含む5モードを備えています。
さらに足まわりや4WDシステムも強化され、デリカの名にふさわしい走行性能を軽自動車サイズで実現した一台となっています。
そんな2代目をベースに、ダムドが提案するのがデリカミニ ダリです。公開された画像からまず伝わってくるのは、フロントフェイスの大胆な変化です。
スクエア基調のグリルとクラシカルな表情を持つヘッドライトは、かつての三菱クロスカントリーモデル「パジェロ(初代)」を思わせる佇まいで、軽自動車の枠を超えた存在感を放っています。
バンパーもタフさを意識した造形となり、「ワイルド」と「かわいい」が同居する絶妙なバランスを実現しています。
ルーフキャリアや足元のホイール&タイヤもアウトドアユースを強く意識した仕立てで、街中からフィールドまで似合う一台に仕上げられています。
まさに三菱が培ってきたクロカンDNAを、コンパクトなボディに凝縮した“ミニ・ヘリテージ”と呼ぶにふさわしい姿です。
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さらに今回の東京オートサロン2026のダムドブースでは、ホンダ「ステップワゴン」を対象とした新作ボディキット「ステップワゴン レゾネーター」も初公開されます。
そのほか、11月28日に発売されたばかりのホンダ「フリード」向け新作ボディキット「フリード アイソレーター」や、初披露となるスズキ「ジムニーノマド」の新作デモカー「ジムニーノマド アルマータ」も展示される予定です。
Writer: くるまのニュース編集部
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