ダイハツ斬新「“ミニ軽トラ”!?」公開! 軽より小さい“全長2.2m”ボディ×使い勝手サイコーな「幌付き荷台」搭載! 「絶対に買いたい」の声もある「ミゼットX 大阪Ver.」とは!
ジャパンモビリティショー関西2025において、ダイハツは「ミゼットX 大阪Ver.」を出展しました。一体どのようなモデルなのでしょうか。
まるで“ミニ軽トラ”!?
ダイハツは、2025年12月5日から7日に開催された「ジャパンモビリティショー関西2025(大阪モーターショー2025)」において、「ミゼットX 大阪Ver.」(コンセプトカー)を出展しました。
一体どのような特徴があるのでしょうか。

今回展示された車両のベースとなっているのは、「ジャパンモビリティショー2025」で世界初公開された超小型モビリティの「ミゼットX」です。
その最大の特徴は、かつての「ミゼット」をほうふつとさせるコンパクトなボディにあります。
ボディサイズは全長2200mm×全幅1295mm×全高1680mmと、一般的な軽自動車と比較してかなりコンパクトです。
乗用車というよりは、“屋根のついた三輪バイク”に近いサイズ感ではありますが、4つのタイヤを備えているため、高い走行安定性を確保している点が大きなメリットとなっています。
ミゼットXは電気モーターを使用するBEV(バッテリーEV)となっており、走行中に排出ガスを出さない高い環境性能を実現。バッテリーは交換式(カートリッジ式)となっており、充電完了を待つことなく新しいバッテリーに交換して走行を続けることが可能です。
今回公開された「ミゼットX 大阪Ver.」は、ボディカラーに落ち着いたカーキ色を採用。そのほか、サイドからアクセスできるポケットフラップやナイロン生地を取り入れ、拡張可能なあおりを備えた荷室など、多彩な専用装備が追加されました。
さらに、室内空間は、前席に運転席のみのという潔い設計で、助手席スペースをあえて荷物置き場に充てることで、ラストワンマイル配送やソロキャンプに最適なモデルへと仕上げられています。
加えて、後部の荷台部分には積載する荷物に合わせて形状を変化させられる「拡張機能付きあおり」を採用。
車体幅を超えるような大きな箱や不定形の荷物であっても、安定して運搬することが可能となっており、まるで「ミニ軽トラ」のようなスタイルと使い勝手を実現しました。
そして、フロントフェイスにはダイハツの歴史を示す「大阪城マーク」があしらわれています。これは、かつてダイハツの本社工場から大阪城を望むことができたことに由来する伝統的なエンブレムだといいます。
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ミゼットX 大阪Ver.に対する会場での反響について、ダイハツの担当者は次のように話します。
「『市販化したら絶対に買いたい』といったお声を多数いただいております。特に、大阪はダイハツのお膝元ということもあり、多くのお客様が注目されている印象です。
ミゼットX 大阪Ver.については、かつてのミゼットのイメージを踏襲したレトロなデザインに加えて、ボディカラーも高く評価していただいています」
ミゼットXおよびミゼットX 大阪Ver.について、現時点では具体的な発売予定はアナウンスされていないものの、各地のジャパンモビリティショーで高い反響を得ていることから、発売されれば話題となることは間違いなさそうです。
Writer: Peacock Blue K.K.
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