新車228万円! ホンダの新「6速MT“軽”スポーツカー」がスゴい! 丸目「旧車顔」デザイン&歴代「タイプR」風デザインで超カッコいい! 軽量ボディ×パワフル“ターボ”エンジン搭載の走り仕様「N-ONE“RS”」に注目!
ホンダは2025年11月20日に軽乗用車「N-ONE」の一部改良モデルを発表しました。中でも注目は、6速MTのみの設定になった「RS」グレードです。一体どのようなクルマなのでしょうか。
ただの「走り仕様」にあらず!?
2025年11月20日、ホンダは軽乗用車「N-ONE」の一部改良を実施しました。
なかでも、スポーツグレード「RS」がさらにその真価を高めています。どのような変更がおこなわれたのでしょうか。

N-ONEはタイムレスなエクステリアデザインと、ホンダの軽乗用車の原点である「N360」から継承する、ホンダ独自のM・M思想に基づくミニマルで心地よい室内空間を追求したモデルです。
またN-ONEは「走り」のイメージも強く、ワンメイクレースなども開催されるなど、「走りの良い軽自動車」としての定評があります。
今回、全グレードに改良のメスが入れられましたが、特に走りを楽しめるRSグレードに施された進化が、大きく個性を強めるモノでした。
具体的には、RSが6速MT(マニュアルトランスミッション)専用グレードとして再出発することとなった点にあります。
RSは、最高出力64ps・最大トルク104Nmを発揮する高性能な660ccDOHCターボエンジンを搭載し、駆動方式はFFのみの設定です。
MT専用化は、RSの持つスポーティな個性をより際立たせる改良といえ、日ごろ「MTのクルマが少なくなった」と嘆く皆様にも心揺さぶる改良ポイントになっているのではないでしょうか。
インテリアでは、カーボン調インパネガーニッシュを採用し、フロントシートには、耐久性と適度な通気性を持つウルトラスエードを使用したシートを準備。シートにはレッドカラーのステッチとRSロゴの刺繍も施されています。
単なる走り仕様ではなく、質感の配慮がなされている点も魅力のひとつといえるでしょう。
さらに走りの軽快さをより感じられるよう、専用の15インチアルミホイールにホワイトカラーを採用し、見た目もおしゃれになり、白いホイールは「シビック」や「インテグラ」のスポーツグレード「TypeR」に通じるホンダのスポーツスピリットを感じる事ができます。
メーターには専用表示のタコメーターやシフトインジケーター、車両にかかるGを表示するGメーターなどを備え、視覚でも走りを楽しめること間違いなしです。
大注目の新たなN-ONE RSの車両本体価格(消費税込み)は、227万8100円です。
ボディカラーは「プラチナホワイト・パール&ブラック」と、「フレームレッド&ブラック」、「クリスタルブラック・パール」の3色展開となっています。
ATやCVT全盛の今、MT専用グレードを出すというのが、なんともホンダらしい戦略です。
大きく進化したN-ONE RSで、充実のMT走行を楽しんでみるのもいいかもしれません。
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なお今回の改良では、全グレードに前方パーキングセンサーと、7インチのTFT液晶メーターを採用するとともに、最上級の「Premium Tourer」の装備を拡充。「Original」グレードに特別仕様車の「CRAFT STYLE」を設定しています。
なかでも特別仕様車のCRAFT STYLEは、北欧の世界観をイメージした上品なデザインを基調に、機能性とスタイリッシュさを兼ね備えました。
クロームメッキのフロントグリルに、ドアミラー・アウターハンドル・ハーフホイールキャップなどはホワイトカラーのアクセントが効いていて、新しいN-ONEの世界をうかがい知ることもできるでしょう。RSとあわせて、こちらも注目したいN-ONEの新仕様です。
Writer: 赤羽馬
金融業・自動車ディーラー営業マンを経て、ライターとして独立。幼少期からの自動車カタログ収集癖あり。エンドユーザーに役立つ話や経済・金融とクルマに関する情報を発信中。



















































