全長5m級! 820万円超えのトヨタ“新”「高級4ドアセダン」発表! FR駆動×美しすぎる「流麗ボディ」採用! 斬新「黒すぎ仕様」も用意する新「MIRAI」一部改良して発売

トヨタは燃料電池車(FCEV)の「MIRAI」を一部改良し、発売しました。

エンブレムをリアに集約 ボディカラーも5色に

 トヨタは2025年12月22日、燃料電池車(FCEV)の「MIRAI(以下ミライ)」の一部改良を発表しました。
 
 同日に発売しています。

トヨタ「MIRAI(ミライ)」が一部改良
トヨタ「MIRAI(ミライ)」が一部改良

 ミライは2014年に登場したセダン型FCEVです。水素を空気中の酸素と化学反応させて発電し走行する仕組みとなっており、走行時には二酸化炭素や環境負荷物質を排出せず、「究極のエコカー」だといいます。

 現行型は2代目で2020年12月に登場しました。デザインを一新しただけでなく、プラットフォームやパワートレインも刷新を図り、より上級車へと進化しています。

 プラットフォームにはトヨタ「クラウンセダン」やレクサス「LS」と同様のFR(後輪駆動)高級乗用車に用いられる「TNGA GA-L」を採用。これにより、重量配分は理想とされる50:50を実現しました。

 先代ミライはFF(前輪駆動)でしたが、FR化や路面追従性に優れるマルチリンクサスペンションを採用したことでハンドリング性能が大幅に上がり、またボディ全体の剛性向上も図ったことで、大型プレミアムセダンとしてのキャラクターを獲得しました。

 また、乗車定員を先代の4人から5人に増加し、航続距離も延長。一充填では約850kmの走行(参考値)を実現し、利便性も高めています。

 デザインはクーペタイプのような流麗な4ドアボディを採用。インテリアもフラッグシップモデルとしてのラグジュアリーさと開放感を兼ね備えたものとなっています。

 オプションとしてブラックのグリルやホイール、ヘッドライト加飾、リアガーニッシュなどを備える「BLACK PACKAGE」を設定し、精悍さを引き立てています。

 ボディサイズは全長4975mm×全幅1885mm×全高1470mm、ホイールベースは2920mmです。

 先進運転支援機能は「トヨタ セーフティ センス」を採用。衝突被害軽減ブレーキをはじめ、運転状況の先読みアシスト「プロアクティブドライビングアシスト」のほか、高度運転支援の「トヨタチームメイト」も搭載。

 渋滞時支援やスイッチを押すだけで駐車操作を支援する「アドバンストパーク」やスマートフォン操作で駐車できる「リモート機能」、縦列駐車などの最新機能も利用できます。

 今回の一部改良では、車体の両サイドをリアに装備していたFCEVエンブレムをリアのみに集約。また、ボディカラーは「フォースブルーマルティプルレイヤーズ」をはじめとする全5色に集約され、「プレシャスシルバー」が削除されています。

 また、トヨタが提供するスマートフォン用地図アプリ「moviLink」では、ミライとの連携に対応し、ルート検索時の水素ステーション立ち寄り提案、おでかけプラン、スケジューラ連携などのコネクティッドサービスを利用できるようになりました。

 ラインナップはベーシックな「G」と、2眼ヘッドライトや本革シート、JBLプレミアムサウンドシステムなどを備える上級モデル「Z」を用意します。

 新ミライの価格(消費税込)は741万4000円から821万5900円となっています。

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Writer: くるまのニュース編集部

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