「“ちいさな”トヨタ・スープラ」まもなく初公開! ほぼ「軽サイズ」のオープンモデル! スポーティな足回りもイイ! 期待のNATS「C91 SUPRA」とは
日本自動車大学校(NATS)成田校が発表した最新の卒業制作車両「C91 SUPRA」が話題を呼んでいます。どのようなモデルなのでしょうか。
“ミニスープラ”!
日本自動車大学校(NATS)成田校は、これまでにも個性豊かなカスタムカーを披露し、注目を集めてきました。
2025年6月には、来年2026年1月に開催予定の「東京オートサロン2026」に向けて、出展予定のカスタムカーの内容を発表。今回も大きな話題を呼んでいます。
なかでも「小さなスープラ」として注目を浴びる1台があり、ファンの期待を集めています。どのようなモデルなのでしょうか。

NATSは1997年にカスタマイズ科を開設して以来、グランプリ受賞や部門最優秀賞を重ねるなど輝かしい実績を誇ります。
そうした伝統のなかで、東京オートサロン2026での実車初公開を控える一台が「C91 SUPRA」です。
若者の車離れに歯止めをかけたいという思いから企画され、映画「ワイルド・スピード」に登場するスープラを小型化して再現する挑戦が込められています。
ベースとなったのはダイハツ「コペン ローブ」。ボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1280mmというコンパクトなサイズに収められ、ホイールベースは2230mmです。
搭載されるエンジンは水冷直列3気筒DOHCインタークーラーターボで、最高出力は64PS、最大トルクは92Nmを発揮します。
今回千葉ダイハツの協賛により提供された個体が用いられ、レッド×ブラックのツートンボディにビルシュタイン製サスペンションを備え、ベース車としてのコンディションも良好でした。
そんなコペン ローブにトヨタ5代目「スープラ」(通称A90スープラ)の意匠を取り入れ、さらに4代目スープラ(JZA80/通称80スープラ)を彷彿とさせるバイナルグラフィックを施すことで、軽自動車ながら迫力ある存在感を追求。
内装にはフルバケットシートや追加メーターを備え、足回りはエアサスペンションへ換装。スポーティさと扱いやすさを両立させています。
公式YouTubeチャンネルでは、A90純正バンパーを小型化した前後バンパーの装着構想が紹介され、秋以降はFRPによるボンネット型取りなど本格的な造形作業へと進展。
11月に公開された動画では、純正ボンネットの膨らみを残しながらスープラのダクト形状を丁寧に再現する様子が映し出され、学生たちの高い技術力が伝わってきます。
このC91 SUPRAは、2026年1月の東京オートサロンでの公開を目指して製作されており、2022年に出展された「A90 Spider」と並べて展示される計画も進行中。2台の対比がどのような化学反応を生むのか、注目が集まっています。
Writer: シープロダクション
自動車を中心とした記事制作を手がけている制作ユニット。わかりやすく読みやすい構成を意識し、新車情報やカーライフに役立つ知識まで幅広く発信している。クルマ好きはもちろん、ライトユーザーでも楽しめるコンテンツを心がけている。
























































