都内一等地に「センチュリー」専用拠点オープンか!? トヨタ豊田会長のSNS投稿に注目! センチュリーのブランド化に動きアリ
トヨタの豊田章男会長が自身のSNSに投稿した座標が関心を集めています。示された場所はかつての「レクサス青山」跡地であり、独立ブランド化した「センチュリー」の新たな発信拠点になる可能性が浮上しました。これまでのブランド化の背景とともに、今後の展開を整理します。
豊田会長がSNSで座標を投稿。センチュリー専用拠点を示唆か
2026年2月27日、トヨタの豊田章男会長がSNS上に2枚の画像とともに特定の緯度・経度を投稿しました。
画像には初代センチュリーと、ジャパンモビリティショー2025で公開されたセンチュリークーペが収められています。
この投稿は、トヨタの最上級モデルから単独ブランドへと移行したセンチュリーの新たな動きを示すものとしてみられています。
2026年2月27日に豊田章男会長がおこなったSNSの投稿には、ショールームらしき空間に初代センチュリーと新型のセンチュリークーペが並ぶ2枚の画像が添えられていました。
投稿された画像には、ガラス面に「CENTURY」の文字が掲げられた建物内に特徴的な木組みの装飾が施され、オレンジ色の「センチュリークーペ」と黒の「初代センチュリー」が並んで展示されている様子が写し出されています。
外から中を見つめる姿や、両手を広げて建物を案内するような会長自身のポーズも確認できます。
またコメント欄には日付とともに「35°40’15.6″N 139°43’07.7″E」という座標が記されており、この位置はかつて「レクサス青山店」が営業していた場所と一致します。
こうしたことから、新たなショールームの開設に向けた準備が進んでいることが推測されます。
センチュリーは1967年の初代モデル発売から半世紀以上にわたり、同社のラインナップにおいて独自の立ち位置を担ってきました。
近年では従来のセダン型に加え、SUV型といった新しいボディタイプも展開されています。
これまで同社が展開するブランドはトヨタ、レクサス、GRの3つでしたが、センチュリーはこれらに続く独立したブランドとして確立されることになりました。
新ブランドとしての指針には「One of One」という方針が掲げられています。
これは大量生産を基本とする同社において、少量のフルオーダーメイド生産をおこなうという体制への移行を意味しています。
ブランドとしての独立化が進められた理由のひとつに、商品群における空間的な位置づけの課題がありました。
豊田会長はブランド化の経緯として以前に、海外の販売店向けの催しやモーターショーなどで車両を展示する際、トヨタブースのなかに配置されることで本来の性質が伝わりにくい状況があったと説明しています。
上海のモーターショーでは試験的に専用の空間が設けられた事例もありました。
これらの背景を踏まえると、今回SNSで示された青山という具体的な住所は、センチュリーブランドとしての物理的な「居場所」を明確にするための施設であると捉えることができます。

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投稿された画像に写るセンチュリークーペは、ジャパンモビリティショー2025で公開された車両です。
その際にトヨタは「セダンをタキシード、SUVをビジネススーツとするならば、クーペはパーティドレスに相当する」と説明しており、用途に応じた使い分けを想定していることが明かされていました。
ひとつの車種名から独自のブランドへと体制を変えたことは、日本の自動車製造における新たな取り組みとして位置づけられます。
青山に誕生するとみられる新たな拠点は、その「One of One」という方針を顧客に提示し、具現化していく場となることが予想されます。
























