トヨタ「“新たな”カローラ」登場! 便利な「ワゴンボディ」もあり&初の「斬新マットカラー」採用! 「ツーリングスポーツ」&「ハッチバック」英国に投入
トヨタの英国法人は2025年12月2日、現地で生産している「カローラ ハッチバック」(日本名:カローラスポーツ)と「カローラ ツーリングスポーツ」(日本名:カローラツーリング)の2026年モデルを発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。
トヨタ「“新たな”カローラ」!
トヨタの英国法人は2025年12月2日、現地で生産している「カローラ ハッチバック」(日本名:カローラスポーツ)と「カローラ ツーリングスポーツ」(日本名:カローラツーリング)の2026年モデルを発表しました。
カローラシリーズは、1966年に日本で初代が発売されて以来、世界150以上の国と地域で累計5000万台以上を販売してきたグローバルベストセラーカーです。

現行モデルは12代目にあたり、セダン、ハッチバック、ワゴン、SUVで構成され、英国ではハッチバックとワゴン(ツーリングスポーツ)が展開されています。
今回発表された2026年モデルでは、商品力の底上げを図る改良が施されました。その中でも注目されるのが、ボディカラーの拡充です。新たにマットグレーとダークグレーメタリックの2色が追加され、カローラのデザイン表現に新しい選択肢が加わりました。
マットグレーは、トヨタの英国生産車として初めて採用されるマット仕上げのボディカラーです。光の反射を抑えた質感により、車体の彫刻的な曲線や立体感を際立たせ、カローラのデザインにこれまでとは異なる表情を与えています。
このマットグレーは英国に導入された後、2026年から「オニキスグレー」として、ほかの欧州諸国に順次導入される計画です。
一方、ダークグレーメタリックは、深みのある磨き込まれた色調が特徴で、時代を超えた上質感を演出します。落ち着いた印象の中に、さりげないハイテク感を感じさせる仕上がりとなっており、日常使いからビジネスシーンまで幅広く対応するカラーといえます。
インテリアでは、リサイクル素材の使用比率を高めています。見た目や質感を損なうことなく、環境負荷低減を図ったほか、安全性能についてもアップデートが図られています。
長年にわたり世界中で支持されてきたカローラらしく、基本性能の着実な熟成と時代に合わせた進化を、あらためて印象づける改良内容といえるのではないでしょうか。
Writer: 近藤 英嗣
新型自動車解説書のテクニカルライターを経て、編集者に。自動車分野を強みとしながらも、ライフスタイル、ビジネス、不動産、旅、グルメなど幅広く取材・執筆する。

























































































