「せっかく洗ったのに…」は間違い? 雨の日の洗車が実は「最強」な意外すぎる理由
「せっかく洗っても、すぐ雨に濡れるのは無駄」そう考えて洗車を後回しにしていませんか。しかし実は、洗車のプロや専門店があえて雨天時の洗車を推奨するには、明確な根拠が存在します。晴れの日よりも汚れが落ちやすく、実はお財布にも優しい? 知っておくと得をする、雨の日洗車の意外なメリットと正しい手順を解説します。
超重要! 「洗車後の拭き上げ」はちゃんとやったほうが良い理由は?
雨の日だからといって「洗って終わり」ではありません。洗車後の仕上げについては注意が必要です。
専門家は、雨天であっても洗車後の「拭き上げ」を推奨しています。
これは、ボディに残った水分が乾燥する過程でシミ(イオンデポジット)になるのを防ぐためです。
拭き上げの際は、吸水性の高いマイクロファイバークロスを使用するのが最適です。
ポイントは、ゴシゴシと往復させるのではなく、一方向に優しく滑らせるように拭くこと。
往復させると、クロスが一度吸着した水分や汚れが再びボディに戻ってしまう「逆戻り」のリスクがあるため、力を入れずに撫でるように水気を切るのがコツです。

では、愛車をきれいに保つためには、どのくらいの頻度で洗車をすべきなのでしょうか。
基本的には1〜2ヶ月に1回程度を目安に行うのが良いとされています。ただし、海沿いの潮風や山道の汚れ、あるいは冬場の路面に撒かれる凍結防止剤などが付着した場合は例外です。
これらの汚れはボディへの攻撃性が強いため、天候を気にせず、できるだけ早めに洗い流すことが推奨されます。
また、日頃からコーティングを施工しておいたり、ボディカバーを活用したりすることも、雨汚れからクルマを守る有効な手段です。
「雨で汚れるから洗わない」のではなく、「雨の力を利用してきれいにする」という逆転の発想。雨の日は、あえて洗車に出かけてみてもいいかもしれません。
Writer: くるまのニュース編集部
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