7年ぶり復活! 日産「新型ティアナ」が凄い! 全長4.9mの堂々ボディד斬新”顔×赤い「NISSAN」ロゴ採用! “画期的システム搭載”の上質内装もイイ! 新たな「プレミアムセダン」中国仕様とは?

日産「ティアナ」が、約7年ぶりに中国市場で復活しました。かつて日本でも販売されていたモデルですが、新型は全長4.9m級の堂々としたボディに最新デザインと先進装備を採用。一体どのような進化を遂げたのでしょうか。

約7年ぶりに復活した日産「ティアナ」再始動

 2025年10月、日産の中国合弁会社である東風日産乗用車公司は、新モデルとして「ティアナ」を発表し、同年11月21日に「広州モーターショー2025」で発売することを発表しました。

 かつて日本や海外で販売されていた4ドアセダンですが、復活を果たした新型「ティアナ」はどのようなモデルなのでしょうか。

上質な内装もイイ!
上質な内装もイイ!

 ティアナは、日産が2003年に発売したセダンです。「モダンリビング」をコンセプトに開発され、世界戦略車として日本だけでなく、中国をはじめとする海外市場でも販売されました。なお、アメリカでは「マキシマ」や「アルティマ」の名称で展開されていました。

 日本では2020年の販売終了までに、計3世代が投入されました。一方、中国市場でも同様に3世代が販売されましたが、2018年にフルモデルチェンジが行われた際、車名がアメリカと同じアルティマへと変更。

 実質的には4代目にあたるモデルでしたが、ティアナという名称はここで姿を消すことになります。

 その後、日本でも2020年に販売終了となり、ティアナの名は世界市場から一時的に消滅しました。しかし2025年、思いがけずその名称が復活を果たしたのです。

 ボディサイズは、全長4920mm×全幅1850mm×全高1447mm、ホイールベースは2825mm。ゆとりある室内空間と伸びやかなプロポーションを両立した、堂々たるサイズ感となっています。

 エクステリアには日産の新たなデザインコンセプト「デジタルVモーション」を採用したフロントフェイスが特徴です。

 とくに、フロント左右に伸びる「スターリングライト」が強い存在感を放っています。また、ボディカラーには「サンドストーングレー」や「ファントムパープル」といった、シックで落ち着いた専用色が設定されました。

 そしてリアには発光式の「NISSAN」ロゴを配し、水平基調のデザインとあわせてワイド感を強調。全体としてプレミアムセダンらしい落ち着きと力強さを両立しています。

 インテリアでは、操作系を中央の大型ディスプレイに集約。物理ボタンを極力排することで、エクステリア同様、シンプルで洗練された室内空間を実現しています。

 さらに、マッサージ機能付きの高級シートや、HUAWEIの最新コックピットシステム「HarmonySpace 5.0」を全車に標準装備するなど、快適性と先進性の高さも大きな魅力です。

 中国市場においてティアナは、「洗練されたデザインを持つプレミアムセダン」として高い人気を誇ってきました。新型モデルもその路線を踏襲し、エクステリアとインテリアがまとめられています。

 パワートレインには、日産が世界で初めて量産化に成功した可変圧縮比エンジン「VCターボ」を採用。最高出力243ps、最大トルク371Nmを発生する2.0リッター直列4気筒ターボエンジンにより、力強い走行性能を実現しています。

 予想外の復活を遂げた新型ティアナは、全体的に完成度の高い、隙のない仕上がりとなっています。

 日本市場では4ドアセダンが苦戦を強いられていますが、もしプレミアムセダンの需要が再び高まれば、日本導入の可能性もあるかもしれません。

 なお、中国での販売価格は13万9900元から16万7900元で、日本円に換算すると約310万円から約372万円となります。

【画像】超いいじゃん! これが7年ぶり復活の日産「新型ティアナ」です!(20枚)

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Writer: 大西トタン@dcp

(株)デジタル・コンテンツ・パブリッシング所属の編集者・ライター。幼少期に父親と一緒に灯油でエンジンのプラグを磨いたのをきっかけに車好きになる。学生時代はレーサーを目指しカートに挑むも挫折。現在は磨いた腕と知識を武器に自動車関係の記事をメインに執筆。趣味は週末に愛車フリードでのグルメ自販機巡り。

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