全長4.2mの「“新”コンパクトSUV」発売! “カクカクボディ”に新色「グリーン」採用! 1.5リッター「ターボ」エンジン搭載! 547万円のジープ「レネゲード ノーススター エディション」とは
ステランティスジャパンは、ジープのコンパクトSUV「レネゲード」に限定車「ノーススター エディション」を設定しました。特別なボディカラーや高機能素材を採用したこのモデルは、どのような特徴を持っているのでしょうか。
ジープ初の“高強度シート”を採用したタフな限定車
ステランティスジャパンは2025年11月27日、ジープブランドのコンパクトSUV「レネゲード」に、特別仕様車「ノーススター エディション(North Star Edition)」を設定したと発表し、同年12月13日から発売しました。

レネゲードは、ジープの始祖「ウィリス」からインスパイアされた丸型ヘッドライトや7スロットグリルといった伝統的なデザイン要素を、現代的な“ボクシー(箱型)”スタイルで表現しており、都市部での取り回しの良さと、ジープならではのオフロード性能を兼ね備えています。
2025年7月には、1.5リッターターボエンジンに48Vモーターを組み合わせたマイルドハイブリッドモデル「eハイブリッド」が導入され、燃費性能と静粛性が向上したことで再び注目を集めています。
今回発表された限定車「ノーススター エディション」は、この「レネゲード アルティチュード eハイブリッド(Altitude e-Hybrid)」をベースに、ジープならではの冒険心と、力強さの中に洗練されたスタイルを融合させたモデルです。
最大の特徴は、ジープとして初めて採用された革新的な“高強度ファブリック”の専用シートです。
標準的なファブリックシートと比較して約3倍の耐久性を実現しており、日常使いはもちろん、ハードなアウトドアシーンでも高い安心感を提供します。
シートには「Jeep」および「NORTH STAR」のロゴが入り、特別感を演出しています。
ボディサイズは全長4255mm×全幅1805mm×全高1695mm とコンパクトで、5人乗りです。
エクステリアには、深みのある新色“テクノグリーン”をボディカラーとして採用しました。
これに“ブラックペイントルーフ”やブラックアクセント付きの17インチアルミホイール、「グロスブラック・ジープバッジ」を組み合わせることで、上質で引き締まった印象を与えています。
さらに、ボンネットには「NORTH STAR」グラフィック入りのブラックフードデカールを、左右フロントフェンダーには専用の「NORTH STAR バッジ」を装着し、限定車ならではの存在感を強調しました。
インテリアも、外観と調和するデザインで統一されています。
エアコンのベゼルやシートステッチなどにグリーンのアクセントを取り入れることで、洗練された空間に仕上げられました。
また、通常モデルではオプションとなる場合が多い“デュアルペインパノラミックサンルーフ”を標準装備しています。
これは2枚の大型パネルで構成され、前部のサンシェードは電動開閉、後部は固定ガラスとなっており、どの席に座っても広大な空を見上げることができる圧倒的な開放感をもたらします。
パワートレインはベース車同様、1.5リッター直列4気筒ターボエンジンと電気モーターを組み合わせたマイルドハイブリッドシステムを搭載。トランスミッションは7速DCTを組み合わせます。
WLTCモード燃費は17.7km/Lを実現し、優れた環境性能と力強い走りを両立しています。
このジープ レネゲード ノーススター エディションは、限定150台で価格(消費税込)は547万円です。
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都市部でも扱いやすいサイズと、タフなジープの魅力を凝縮したレネゲードに、シックなグリーンと高耐久シートを装備したこの限定車は、冬のアウトドアシーズンに向けて高い注目を集めそうです。
限定150台という希少性もあり、個性的な相棒を求めるユーザーにとって見逃せない選択肢となることでしょう。
Writer: 佐藤 亨
自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。






























