ホンダ新「“6速MT”軽スポーツカー」発表に“賛否両論”!「80年代の雰囲気ある!」「高回転ターボが最高!」「660cc初の“タイプR”なら絶対買う」の声も! 超レトロな「丸目デザイン」採用した「新N-ONE RS」がスゴイ!

ホンダが2025年11月21日に発売を発表した「N-ONE」。このスポーツグレード「RS」の仕様変更が、クルマ好きをざわつかせています。

ホンダ新「“6速MT”軽スポーツカー」発表に“賛否両論”の反響殺到!

 2025年11月21日、ホンダは軽ワゴン「N-ONE(エヌワン)」に一部改良を施し販売をスタートしたと発表しました。

 今回の改良では、全グレードにおける安全装備の強化や快適性の向上が図られていますが、スポーツグレードである「RS」の仕様変更がクルマ好きをざわつかせています。

ホンダ新「“6速MT”軽スポーツカー」発表に“賛否両論”の反響殺到!
ホンダ新「“6速MT”軽スポーツカー」発表に“賛否両論”の反響殺到!

 N-ONEは、ホンダの乗用車の原点である名車「N360」の精神を受け継ぐモデルで、効率的でミニマルなパッケージングと個性的かつタイムレスなスタイリングによって幅広い層からの支持を獲得しています。

 そんなN-ONEが注目を集めているのは、これまで「CVT」と「6速MT」が併売されていたRSグレードが、今回の改良を機に「6速MT専用」へと一本化されたためです。

 電動化や自動運転技術が急速に進化する2025年の自動車市場において、あえてMTのみを設定するというホンダの割り切った決断は、スポーツカーファンを中心に衝撃を与えることになりました。

 新しくなったN-ONE RSは、そのキャラクターをより鮮明にするための専用装備を多数採用。

 エクステリアで目を引くのは、足元に装着された15インチのアルミホイールで、今回の改良でホワイトカラーが採用され、往年のホンダスポーツや競技車両を彷彿とさせるレーシーかつ軽快な印象を強めています。

 これに対しSNSやネット掲示板などでは、「初代シティやワンダーシビックを思い出す」「80年代の雰囲気あるスペックと見た目にワクワクする」「欧州車のホットハッチのような世界観があって良い」といった、ホンダのヘリテージを知る往年のファンからの歓喜の声が上がっています。

 また、「コンパクトなホットハッチ仕立てのクルマは好き」「通勤快速って感じで楽しそう」など、日常の移動をスポーツに変えるキャラクターに魅力を感じる層も多いようです。

 インテリアの質感向上も見逃せません。インパネガーニッシュにはカーボン調のデザインが採用され、ドライバーの視界に入るたびにスポーツマインドを刺激します。

 フロントシートには、高級車やスポーツカーでおなじみの「ウルトラスエード」素材を使用。これにレッドステッチとRSロゴの刺繍を施すことで、過度な派手さを抑えつつも、所有欲を満たす上質な空間を演出しています。

 さらに、ドライバーとの対話性を高める機能装備として、RS専用表示のタコメーターに加え、シフトインジケーターやGメーターを装備。視覚的にも「操る楽しさ」を堪能できるコクピット周りの作り込みには、ホンダの開発陣の並々ならぬこだわりが感じられます。

 特にインパネに配置されたシフトレバーについては、「シフトレバーの配置がラリーカーみたいでやる気になる」「インパネシフトは運転席から助手席側へ移動しやすくて、実は実用的で結構好き」といった、操作性と機能性を評価するコメントも見られました。

 もちろん、今回の改良はスポーツ性能の追求だけではありません。N-ONE全体の商品力を底上げすべく、全グレードに「前方パーキングセンサー」と「7インチTFT液晶メーター」が標準装備され、狭い駐車場での取り回しやすさが向上するとともに、運転に必要な情報の視認性が大幅に改善されています。

 日常の使い勝手と安全性をしっかりと担保した上で、RSグレードでは趣味性を極限まで高めるという、メリハリの効いた商品構成と言えるでしょう。

 しかし装備の充実と専用化に伴い、車両価格も相応の設定に。車両価格(消費税込)は、ベーシックな「Original」グレードが176万7700円から、そして注目のRSグレードは227万8100円からとなりました。

 軽自動車としては高額な部類に入るこの価格設定に対し、ネット上では複雑な心境を吐露する声が渦巻いています。

「もはや軽自動車の値段ではない…」「値段だけ見たら、かつての初代シビックタイプRと同じくらいの価格だ」「高くなったよね…もう少し安くしてくださいよ」といった、価格上昇を嘆くコメントは少なくありません。

 またライバル車種との比較で悩むユーザーも多く、「価格でスズキの『スイフトスポーツ』と良い勝負だなぁ」「中古のマツダ『ロードスター』にするか迷う」「『デミオ(現マツダ2)』よりも高いのかー」といった、普通車のスポーツモデルと遜色のない価格帯ゆえの葛藤も見て取れます。

 それでも、「MT専用というのは本当に素晴らしいこと」「高回転まで回るターボエンジンをマニュアルで操る楽しさは、大排気量車にはない魅力だ」「こういうスポーツモデルはクルマ好きの若者にぜひ乗ってほしい!」と、ホンダの英断を支持する声は根強く存在します。

 中には「いっそ660cc初のタイプRを出してくれたら絶対に買う!」「N-ONEのタイプR、一定数は売れると思う」といった、さらなる過激なモデルを待望する熱烈なファンもいるほどです。

 一方で、「MTは欲しい人が一通り買ったら売れなくなる」「ほとんど受注生産のようなものだろう」と、市場の現実を冷静に分析する意見や、「3色しか設定がないのに、その全てが6万円高の有料色なの!?」「車名は名車『ライフダンク』が良かった」といった具体的な要望やツッコミも見られました。

「どうしてもMTでなければ嫌だ」という、こだわりを持ったユーザーに向けた、ある意味では“ニッチ商品”とも言える新型N-ONE RS。

 効率や自動化が優先される現代において、自らギアを選び、エンジンと対話しながら走るという行為を贅沢として提案するこの小さなスポーツカーは、ホンダが掲げるスポーツスピリットのひとつの到達点なのかもしれません。

【画像】超カッコいい! これがホンダ新「“6速MT”軽スポーツカー」です!(48枚)

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Writer: くるまのニュース編集部

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