約718万円! トヨタ新型「C-HR」発表! 存在感スゴい“サメ顔”デザイン&高性能ユニット搭載! 全長4.5mの“ちょうどいい”サイズ×全車2WDの新型SUV「+」英国仕様とは!
トヨタ新型「C-HR+」の詳細情報が英国で発表されました。一体どのようなモデルなのでしょうか。
トヨタ新型「C-HR+」英国で発表!
トヨタの英国法人は2025年12月16日、SUVタイプのバッテリーEV(BEV)「新型C-HR+」の価格と販売詳細を発表しました。
欧州で累計100万台以上の販売実績を誇る「C-HR」の系譜を継ぎつつ、BEV専用モデルへと進化した新型C-HR+とは、どのようなモデルなのでしょうか。

新型C-HR+の魅力のひとつは、エモーショナルなデザインとBEVとしての高い実用性を高次元で融合させた点にあります。
外観はクーペスタイルの力強いシルエットを継承しつつ、トヨタの最新トレンドである「ハンマーヘッド」デザインを採用。クリーンなフロントフェイスと相まって、Cd値0.26という優れた空力性能を達成し、航続距離の伸長に大きく寄与しています。
ボディサイズは全長4520mm×全幅1870mm×全高1595mm、ホイールベースは2750mmと、扱いやすい寸法にまとめられた点もポイントです。
英国市場ではユーザーの用途に合わせて3つのグレードが展開され、駆動方式はいずれも2WD(前輪駆動)を採用しました。
エントリーモデルの「Icon」は、57.7kWhのバッテリーを搭載し、最大約457kmの航続距離を目標としています。18インチアルミホイールや14インチの大型タッチスクリーン、ステアリングヒーターなどを標準で備え、最新の安全パッケージ「Toyota Safety Sense」も網羅しました。
中間グレードの「Design」では、大容量の77kWhバッテリーへとアップグレードされ、航続距離は約605kmへと伸長します。機能面でもパワーバックドアやプライバシーガラスが追加され、利便性が向上しました。
そして最上級グレードの「Excel」は、Designと同じく大容量バッテリーを搭載しつつ、22kWの強力な車載充電器やパノラミックビューモニター、ウルトラスエードの内装など、プレミアムな装備を誇ります。
新型C-HR+の室内空間は、大型の「bZ4X」と共通のBEV専用e-TNGAプラットフォームを採用したことで、CセグメントSUVの期待を大きく超える広さを確保しました。
従来のC-HRハイブリッドモデルと比較して、荷室容量が最大106リットル拡大しているほか、低く水平基調のダッシュボードが明るく開放的なコックピットを演出。リサイクル素材を積極的に使用した内装が、先進性とサステナビリティを両立させています。
また、BEVの懸念点である充電性能も大幅に強化されており、ヒートポンプ式エアコンの採用はもちろん、バッテリーの温度を最適化するプレコンディショニング機能により、マイナス10℃という低温下でも約30分で80%までの急速充電が可能です。
さらに、低重心化と高い剛性を誇るプラットフォームの恩恵で、従来のC-HRを凌駕する俊敏なハンドリングを実現。4段階の回生ブレーキ調整機能により、ドライバーとクルマとの一体感ある走りを楽しむことができます。
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英国での新型C-HR+の価格は、Iconが3万4495ポンド(約718万円)、Designが3万6995ポンド(約770万円)、Excelが4万995ポンド(約853万円)です。
2026年1月6日より販売を開始し、3月からの納車を予定しています。
Writer: くるまのニュース編集部
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