顔面“全部グリル”! ダイハツ新「タント」初公開! デビュー6年目の「スライドドア“ワゴン”」に光る&超大口グリル仕様「クロメキ」登場
2026年1月9日から11日まで開催される「東京オートサロン2026」に出展するダイハツが、出展を予定している車両が発表されました。 中でもかなりの迫力を放つフロントマスクを備えているのが、「タント」シリーズの「タントカスタム」をベースとした「タントカスタム クロメキ」というモデル。どのようなクルマなのでしょうか。
顔面“全部グリル”!
2026年1月9日から11日まで、幕張メッセで開催が予定されている「東京オートサロン2026」に出展するダイハツが、出展を予定している車両の発表を行いました。
その中でもかなりの迫力を放つフロントマスクを備えているのが、「タント」シリーズの「タントカスタム」をベースとした「タントカスタム クロメキ」というモデルです。

タントは、現在も高い人気を誇るスーパーハイト軽ワゴンの元祖とも呼ばれるモデルで、初代は2003年に登場。ボディサイズに制限のある軽自動車ながら、全高を高く採ることで広い室内空間を実現し、他メーカーからも多くのフォロワーを生むことになったパイオニアです。
2代目モデルからは助手席側のBピラーをドア側に内蔵することで大開口部を実現した「ミラクルオープンドア」を採用し、現行型まで続くスーパーハイト軽ワゴンとしては唯一無二の特徴も備えています。
ベースとなった現行型は2019年7月に登場した4代目モデルで、2022年10月のマイナーチェンジでタントカスタムのフロントマスクのデザインが一新され、押し出しの強いものとなったことでも話題を集めました。
今回はそんな現行型のタントカスタムがベースとなっていますが、都会の夜に似合う迫力をフロントフェイス等で表現したとされているように、ヘッドライトより下がほぼすべてグリルになっているといっても過言ではない、オリジナルのフロントバンパー&グリルを装着しているのが最大のポイント。
マイナーチェンジ後のタントカスタムのフロントマスクもかなり大型のグリルとなりましたが、タントカスタム クロメキでは純正を大きく凌駕するスタイルとなっており、さらに光るフロントグリルとリアガーニッシュもプラスすることで洗練された質感もプラスされています。
インテリアにはオリジナルのシートカバーやステアリングカバー、インパネカバーがプラスされてグレーとパープルのインテリアカラーで都会的で上品な艶感を表現しており、足元はダウンサスによるローダウンと16インチのWeds製ホイールを装着することで存在感もプラスしています。
すでに登場から6年以上が経過したタントではありますが、まだまだカスタマイズのベースとしては現役であることをメーカー自らがアピールしている点は、タントユーザーやタントを検討している人からしてみれば嬉しいことではないでしょうか。
Writer: 小鮒康一
1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。





































