価格約38万円! ホンダ「PCX」なぜ人気? 「原付二種スクーター」の“絶対王者”は「15年目」を迎えてもなお衰えない魅力も! 「日常の足」に良い定番モデルの最新の動向は?

発売以来、原付二種の代表格として高い人気を誇るホンダ「PCX」。日常用途に寄り添った装備と扱いやすさが評価されていますが、販売店でもいまだに人気モデルなのでしょうか。

日常生活に根差した大人気モデル

ホンダの原付二種スクーター「PCX」は、2010年の登場以来、日常の移動手段として幅広い層から支持を集めてきました。

 数ある125ccクラスのなかでも存在感が高く、街中でもその姿を見る機会が絶えません。

 では、原付二種スクーターの中でも圧倒的な人気を誇るPCXは、どのようなモデルなのでしょうか。

ホンダ「PCX」最新モデル
ホンダ「PCX」最新モデル

 PCXは、日常利用を強く意識したフレームに、排気量124ccの水冷単気筒エンジン「eSP+」を組み合わせています。

 このエンジンは、力強さと低燃費の両立が図られており、通勤から近距離の移動まで幅広い用途で扱いやすい仕様です。

 また、スタイリングは水平基調のラインを中心に構成され、上質で落ち着いた印象を与えるデザインとなっています。

 車体まわりでは、剛性バランスを丁寧に調整しながら軽量化を図り、軽快な取り回しと快適な乗り心地を両立。

 タイヤ面積を広くすることで、直進性や旋回時の落ち着きにも配慮されています。

 このほか、振動を抑える構造のハンドルホルダーも取り入れており、日常的な利用でも疲れにくい仕上がりです。

 安全面では前後にディスクブレーキを備え、フロント側にはABSを標準装備。滑りやすい路面で後輪の空転を抑える「Honda セレクタブル トルク コントロール」も導入されており、小排気量モデルでありながら安心して扱える点も魅力です。

 さらに、USB Type-Cソケットや大容量のラゲッジボックス、スマートキーシステムなど使い勝手を高める装備が充実しています。

 容量30Lを確保した収納スペースはヘルメットや雨具の持ち運びにも便利で、日常の足として十分な実用性を備えています。

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