トヨタ「“新”カローラクロス」に注目! 穴あきボンネットに「直4」搭載の「なす」仕様は冷蔵庫も搭載!? 全長4.4m級ボディ×約200馬力の米国「Nasu Edition」とは?
米国トヨタは、2025年11月4日から8日までラスベガスで開催された「SEMAショー2025」において、「カローラクロス ハイブリッド 那須エディション(Nasu Edition)」を初公開しました。
3つの「なす」の意味が込められた特別な一台
米国トヨタは、2025年11月4日から8日までラスベガスで開催された「SEMAショー2025」において、「カローラクロス ハイブリッド 那須エディション(Nasu Edition)」を初公開しました。
アウトドアを楽しむユーザー層を意識したこの斬新なカスタムモデルは、多くの関心を集めています。

このカローラクロス ハイブリッド 那須エディションは、北米仕様の2026年モデルをベースにした特別仕様車で、オフロード性能と冒険志向を前面に打ち出したコンセプトモデルです。
外観は鮮やかな紫色のラッピング(茄子カラー)が目を引くだけでなく、穴あきボンネットや力強いフロントフェイス、リフトアップされた車高に全地形型タイヤと専用ボディキットを組み合わせ、力強い印象を与えています。
内装には収納スペースや冷蔵庫が備えられ、アウトドアユースを強く意識した機能性が充実しています。
パワートレインには2リッター直列4気筒エンジンと3モーターを組み合わせた最新のハイブリッドシステムが採用され、システム出力は約196PSを発揮します。電子制御4WDによって、都市部から山岳路まで幅広いシーンで高い走破性を実現します。
ベースとなっているカローラクロスは、カローラシリーズ初のSUVとして2020年7月に世界デビューし、日本では2021年9月に発売されました。
都市部での扱いやすさと高い実用性を兼ね備えたクルマとして人気を集めており、2025年5月には日本仕様が大幅に改良され、全車ハイブリッド化されるなど進化を遂げています。
ボディサイズは全長4455-4460mm、全幅1825mm、全高1600-1620mmとコンパクトで、価格は税込276万円から389万5000円です。
ちなみに、この特別なモデルの名称には、「那須岳」、野菜の「なす」、そして動詞の「なす(成す)」という三重の意味が込められており、「挑戦する人のためのカローラクロス」というメッセージを象徴しています。
Writer: くるまのニュース編集部
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