トヨタ新「“7人乗り”SUV」がスゴイ! “15年ぶり”全面刷新の6代目「ハイラックス“サーフ”後継機」に新モデル! 旧車デザインも採用の米国「フォーランナー」とは
トヨタのアメリカ法人は2025年11月5日、SUV「4Runner」(フォーランナー)の新たな2026年モデルを発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。
トヨタ新「“7人乗り”SUV」!
トヨタのアメリカ法人は2025年11月5日、SUV「4Runner」(フォーランナー)の新たな2026年モデルを発表しました。
フォーランナーは、ピックアップトラック「ハイラックス」の荷台をシェル化したSUVとして、1984年にアメリカでデビュー。日本では「ハイラックスサーフ」の名で販売され、1990年代にはRVブームを牽引するほどの人気を博しましたが、2009年の4代目をもって販売終了となりました。

一方、アメリカでは人気が衰えることなく、2024年に15年ぶりのフルモデルチェンジで6代目へと進化。最新のラダーフレーム構造によるタフで若々しいキャラクターと豊富なバリエーションで高い支持を得ています。
ボディサイズは全長194.9in(4950mm)×全幅77.9in(1980mm)×全高72.6in(1844mm)、ホイールベース112.2in(2850mm)。
パワーユニットは2種類を設定しています。ひとつは2.4リッター直列4気筒ガソリンターボエンジン(最高出力278馬力、最大トルク317lb-ft)です。
もうひとつは同エンジンにモーター機能付きオルタネーターと48Vリチウムイオンバッテリーを組み合わせたマイルドハイブリッド仕様(最高出力326馬力、最大トルク465lb-ft)です。
トランスミッションはいずれも8AT。駆動方式はRWD(後輪駆動)または4WDです。4WD車の一部グレードにはセンターデフロック機構や2速(ハイ/ロー)の副変速機が設定されており、低速でのトラクション確保や悪路脱出性能が大幅に向上しています。砂漠地帯や岩場の走行を想定したセッティングで、アメリカの広大な大地をものともしない、本格SUVとしての存在感をより確かなものにしています。
2026年モデルのグレードは9種類で構成され、街乗りを重視したものから充実装備の上級仕様、本格的なオフロード走行を想定したものまで、好みや用途に応じて最適な仕様を選べるようになっています。
ボディカラーも全9色と豊富です。2026年モデルのトピックとして本格仕様の「TRD Pro」専用カラーとして鮮やかなターコイズ系が新設されました。
価格は4万1570ドル(約645万円)から。2025年モデルと比べて300ドル(約5万円、エントリーグレード「SR5」の場合)の上昇となっています。
Writer: 近藤 英嗣
新型自動車解説書のテクニカルライターを経て、編集者に。自動車分野を強みとしながらも、ライフスタイル、ビジネス、不動産、旅、グルメなど幅広く取材・執筆する。
























































