約250万円! スズキ「商用バン”SUV”」!? ちいさなボディの「本格モデル」! 黒いタフ顔&シャコ上げの「プラスライン エブリイ HIGH STYLE」登場
2025年12月、大阪で開催された「Japan Mobility Show Kansai 2025」では、多彩なカスタムカーが披露されました。 なかでも、プラスラインが手がけるスズキ「エブリイ」ベースの「HIGH STYLE」シリーズに注目が集まりました。
商用バンSUVな「HIGH STYLE」
2025年12月5日から7日までインテックス大阪(大阪市住之江区)にて、「Japan Mobility Show Kansai 2025 第13回大阪モーターショー」が開催されました。
各ホールで多彩な展示が行われるなか、プラスラインが手がけるスズキ「エブリイ」ベースの「HIGH STYLE(ハイスタイル)」シリーズに注目が集まりました。どのようなモデルなのでしょうか。

大阪府八尾市に拠点を置くプラスラインは、エブリイをはじめ、「ジムニー」「ハスラー」の専門店として新車・中古車のコンプリート販売や、カスタムパーツ開発・販売を展開しています。
なかでもオリジナルブランドのハイスタイルは、エブリイをベースにした本格オフロード仕様のカスタムモデルで、軽バンの実用性を活かしながらアウトドア志向のユーザーに向けたスタイルと走破性を融合させています。
担当者は特徴について次のように話します。
「ハイスタイルはアウトドアでの使い勝手を意識したブランドです。
大きめのタイヤを履ける仕様にしているため悪路でも安心して走行でき、キャンプや釣りなど幅広い場面で活用いただけます。
室内は広く、ベッドキットの下に収納スペースを設けているので荷物の整理がしやすい設計です。
市販のロッドホルダーも取り付けやすく、車中泊や2名での就寝にも対応できる柔軟なレイアウトを備えています」
ボディサイズは全長約3395mm×全幅1475mm×全高は約1960mm。最低地上高は約205mmにまで引き上げられ、4インチのリフトアップによって軽バンとは思えない迫力あるスタンスを実現しています。
ボディカラーにはオレンジとブラックのツートーンが施され、フロントにはABS製ショートバンパーやグリルガード、スキッドバンパーを装着。
リアにはLEDテールランプ一体型の専用バンパーを採用し、ナンバー移動キットも装備しています。
足元にはFIELD CONQUESTホイールとオフロードタイヤの組み合わせにより、見た目と機能の両面でアウトドア性能を高めていました。
内装はベース車のレイアウトを活かしつつ、8インチナビパネルやLEDラゲッジランプ増設キットなどを組み込み、車中泊やアウトドアユースに対応。シートアレンジの自由度も高く、荷室スペースを最大限に活用できる設計です。
なお展示車に備わっていたロッドホルダーやベッドキットは市販品とのことですが、ユーザーの用途に合わせた柔軟なカスタマイズが可能だといいます。
価格について担当者は、「税込みで250〜300万円を目安にしており、展示車はインテリアパーツを除いた仕様で300万円前後となります」と説明しています。
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反響について担当者は次のように語ります。
「大きなタイヤによる走破性を生かして、悪路にある釣り場はもちろん、キャンプやレジャーシーンでも活用いただいています。
車中泊を組み合わせて楽しむ方にも選ばれており、釣りだけでなくアウトドア全般で柔軟に使える点が評価されています」
エブリイ ハイスタイル仕様は、都市部から自然のフィールドまで幅広く活躍できる一台として、来場者の関心を集めていました。
Writer: シープロダクション
自動車を中心とした記事制作を手がけている制作ユニット。わかりやすく読みやすい構成を意識し、新車情報やカーライフに役立つ知識まで幅広く発信している。クルマ好きはもちろん、ライトユーザーでも楽しめるコンテンツを心がけている。



















































