ホンダが「新“5人乗り”ミドルクラスSUV」発表! 精悍「ブロンズカラー」の“タフ仕様”が新登場! 日本導入も「期待大」な新「CR-V HuNT(ハント)」タイで実車公開

ホンダのタイ法人は、バンコクで開催の第42回「モーターエキスポ」において、11月7日に一部改良を実施した「CR-V」の価格を正式発表するとともに、実車を展示しました。

「CR-V」にもアウトドア仕様「HuNTパッケージ」が新設定

 ホンダのタイ法人「ホンダ オートモービル タイランド」は、バンコクで2025年11月28日より12月10日まで開催の第42回「モーターエキスポ」において、11月7日に一部改良を実施した「CR-V(シーアールブイ)」の価格を正式発表するとともに、実車を一般公開しました。

ブロンズアクセントもカッコいい「HuNT」とは!?
ブロンズアクセントもカッコいい「HuNT」とは!?

 1995年に日本でデビューしたミドルクラスSUVのCR-Vは、現在では世界約150の国と地域で発売され、累計1500万台を超える販売台数を記録するなど、名実ともにホンダを代表するグローバルモデルへ成長しています。

 現行型は、2022年にフルモデルチェンジを実施した通算6代目となります。

 北米をはじめ、タイなど世界で生産がおこなわれていますが、国内では先代(5代目)CR-Vの「e:HEV」(ハイブリッド車)およびガソリンターボ車が2022年に生産を終了し、その後もしばらくは6代目は導入されませんでした。

 その後2024年7月には、6代目をベースにした燃料電池自動車の「CR-V e:FCEV」が導入され、さらに2026年2月には、およそ3年ぶりとなるe:HEVモデルの復活することが先行公開されています。

 そんななか、CR-Vにとっても重要な生産拠点のひとつであるタイで11月7日、CR-V マイナーフェイスリフト(一部改良)モデルが発表されました。

 国内導入予定の新型CR-Vも、同じ右ハンドルの国であるタイからの輸入が予定されており、日本のユーザーにとっても今回の改良は注目されるところです。

 今回、安全性能や快適性の機能向上、内外装デザインの変更などに加え、アウトドア仕様「HuNT(ハント) スタイリング パッケージ」を備えた「CR-V e:HEV HuNT(以下、CR-V HuNT)」が設定されています。

 まず安全面では、全モデルのサイドミラーにブラインドスポットインフォメーション(BSI)システムを搭載し、クロストラフィックモニター(CTM)システムも全モデルで利用可能としました。

 また前後4個ずつのパーキングセンサーも登載されたほか、ドライブモードには、新たに4つの運転モードが設定されました。

 機能面では、Googleビルドインが全モデルに搭載されGoogleアプリやサービスが利用可能となり、コネクテッドシステム「Honda CONNECT」も全車標準装備となりました。

 また「e:HEV ES」には、ベンチレーテッドフロントシートやBOSE製12スピーカー搭載のサウンドシステムを採用し快適性をアップさせてます。

 このほかメーターは、サイズを拡大した10.2インチTFTディスプレイを全車に新搭載しました。

 内外装では、e:HEV ESとスポーティ仕様の「e:HEV RS 4WD」へ、新たにブラックの加飾が施されています。

 外装では、前後バンパーやサイドインパクトプロテクター、ドアハンドルなどがブラック化され、内装ではブラックスポーツステアリングや、ブラックインテリアトリム、赤のステッチが施された本革・合皮のシートなどが採用されています。

 そしてもっとも大きなニュースは、CR-V HuNTの新設定です。

 日本では2024年4月、コンパクトSUV「ヴェゼル」の「e:HEV X」グレードに「HuNTパッケージ」が追加設定されています。

 これは、都会的な雰囲気のヴェゼルにアウトドアテイストを追加するものでした。

 今回新設定されたCR-V HuNTも、同様の仕様です。

 フロントグリルトリムやフォグランプフレームにブロンズの加飾を施したほか、サイドステップやフロントバンパーパネル、前後のホイールアーチトリム、ダブルルーフアドオンキットなどが追加されました。

 余談ながらタイでは今回、ヴェゼルのタイ仕様「HR-V」に、新たにHuNTパッケージが追加されており、CR-VとHR-Vの2モデルで“HuNT”仕様のプロモーションが展開されています。

※ ※ ※

 CR-V一部改良モデルのタイにおける車両価格は、139万9000バーツ(約689万円)から172万9000バーツ(約851万円)です。

 ボディカラーは、新色「アーバングレー」をはじめとする全6色が選択できます。

 2026年2月に導入予定の日本仕様はすでに先行公開されていますが、HuNTパッケージの設定は明らかにされていません。

 今後、タイ同様の仕様が追加されるのか、国内の動向も引き続き注目されます。

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Writer: くるまのニュース編集部

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