191万円! トヨタ“新”「“2人乗り”プロボックス」登場! 全長4.2mの「ちょうどいいサイズ」に「広すぎ荷室」採用! 後席レスの便利モデルとは
トヨタ「プロボックス」は2002年に登場したライトバンで、商用車市場を長年支えてきました。実は現行モデルには後席を廃した2人乗り仕様があり、荷室を最大化した貨物車として用意されています。
プロボックス「“後席なし”仕様」
長年にわたり営業車や配送車として活躍してきたトヨタ「プロボックス」。近年はアウトドア用途でも注目を集めています。
実は乗車定員は5人仕様のほか、後席を廃して荷室を最大化した2人仕様が存在します。どのようなモデルなのでしょうか。

プロボックスは2002年に登場し、ビジネスシーンを支える定番のライトバンとして活躍してきました。
現行モデルは初代をベースに改良を重ねたもので、2025年2025年11月24日には最新仕様が発表されており、先進安全装備が進化したほか、これに伴ってフロントバンパーのデザインが変更されています。
ボディサイズは全長4245mm×全幅1690mm×全高1525mm、ホイールベース2550mmと扱いやすい寸法で、乗車定員は5人仕様と2人仕様が用意されています。
外装は直線的で視認性を重視した堅牢なデザイン、内装は水平基調のインパネで操作性と収納力を兼ね備えています。
パワートレインは1.5リッターガソリン、1.5リッターハイブリッドの2種類。最高出力はガソリン車で109PS、燃費はWLTCモードでハイブリッド車が24.2km/Lと高効率です。
安全面では「Toyota Safety Sense」を搭載し、日常業務での安心感を高めています。
そんなプロボックスには、後席をなくし荷室を最大化した2人乗り仕様が用意されています。
積載性能は、ガソリン車では最大400kg、ハイブリッド車では最大350kgの重量を確保。
荷室寸法は荷室長1810mm、荷室幅1420mm、荷室高935mmと、フラットで広い空間が広がり、バックドアの最大開口高1800mmによって大きな荷物やアウトドアギアの積み込みも容易です。
5人乗り仕様では荷室長が1040mmに縮まるため、積載力を重視するなら2人乗り仕様が有利といえます。
もともと営業車や配送車向けに設計された仕様ですが、車中泊やキャンプなど趣味用途にも活用可能です。
価格(税込)はガソリンモデルが191万8400円から214万9400円、ハイブリッドモデルが202万9900円から226万1600円。2人乗り仕様と5人乗り仕様の価格差は大きくなく、同じグレード内で同水準です。
なお、維持費面では貨物登録(4ナンバー)のため税金は安い一方、車検は毎年必要となる点が乗用車との違いです。
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働くクルマとしての信頼性を保ちながら、アウトドアや趣味用途にも広がりを見せるプロボックス。
特に2人乗り仕様は荷室の広さを活かした新しい使い方を可能にする存在として注目されています。
Writer: シープロダクション
自動車を中心とした記事制作を手がけている制作ユニット。わかりやすく読みやすい構成を意識し、新車情報やカーライフに役立つ知識まで幅広く発信している。クルマ好きはもちろん、ライトユーザーでも楽しめるコンテンツを心がけている。














































