全長4.6m! 三菱「“最新”7人乗りSUVミニバン」実車公開! 「ジムニー」超え“地上高”×画期的MIVEC HEV採用! 新「エクスパンダークロス HEV」タイイベントに登場
三菱のタイ法人(ミツビシ・モーターズ・タイランド・カンパニー・リミテッド. EVP)は、「第42回タイ国際モーターエキスポ2025」(一般公開:11月29日から12月10日)で、7人乗り小型MPV(マルチパーパスビークル=多目的車)「エクスパンダークロスHEV」を出展しました。
日本でも売れそう! コンパクトな「SUVミニバン」が登場
三菱のタイ法人(ミツビシ・モーターズ・タイランド・カンパニー・リミテッド. EVP)は、「第42回タイ国際モーターエキスポ2025」(一般公開:11月29日から12月10日)で、7人乗り小型MPV(マルチパーパスビークル=多目的車)「エクスパンダークロスHEV」を出展しました。
エクスパンダークロスは、7人乗りMPV「エクスパンダー」をベースに、未塗装のフェンダープロテクターやルーフレールなどを装着してSUV的要素を強めた派生モデルです。
ミツビシ・モーターズ・タイランドのレムチャバン工場で生産され、都市部と未舗装路が混在する同国の道路事情にマッチした1台として人気を集めています。

ボディサイズは全長4595mm×全幅1790mm×全高1750mm、ホイールベース2775mm。最低地上高は220-225mmとスズキ「ジムニー」を超える高めの設定がなされています。
改良された新型モデルは、迫力が一段と増し、エクスパンダーとの違いがより明確になりました。フロントバンパーやグリル、ガーニッシュ、ホイールなどのデザインを刷新し、タフさと上質感を兼ね備えたスタイリングに仕上げられています。
インテリアでは機能性と質感の両面でアップデートが施されました。メーターは8インチのフルデジタルタイプに一新され、センターには10インチの大型ディスプレイを装備。スマートフォンとの連携機能も強化されています。トリムやシート表皮も見直され、上質感が向上しました。
パワートレインは1.6リッターエンジンと85kWモーターを組み合わせた三菱独自の新開発ハイブリッドシステムを搭載し、市街地では1.5リッターガソリンエンジン車のエクスパンダーに比べ34%の燃費向上を実現しています。
発進・低速域はEVモード、登坂や加速時には発電併用モード、高速走行時にはエンジン主体と、状況に応じた制御を行います。
さらに同モデルでは、三菱独自の車両運動制御技術「AYC(アクティブヨーコントロール)」や7つのドライブモード、撥水シート、リアクーラー、USBポートを備えるなど、快適性と走破性を両立する装備群も揃えています。
今回の発表に際し、三菱自動車(タイランド)株式会社の稲葉亮一代表取締役社長は、現在のタイの自動車産業について次のようにコメントしています。
「タイの自動車産業は、高まる環境意識に牽引され重要な転換期を迎えています。この変化はハイブリッド電気自動車(HEV)の成長を加速させ、よりクリーンで持続可能なエネルギー時代への社会の移行を反映しています。
HEV技術が特に長距離移動で卓越した柔軟性を提供し、大幅な燃費向上と排出ガス低減を実現することを強調しました。また、環境負荷低減に貢献する技術の開発は、ビジネスチャンスであると同時に、地球の未来に対する私たちの責務でもあります」。
Writer: くるまのニュース編集部
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