新車599万円! カクカクすぎる「ゴツ顔ミニバン」に大注目! 本格4WDに斬新「装甲車風デザイン」採用で超カッコイイ! 三菱「デリカD:5」ベースのカスタムカーブラーバ「オーカス」とは
2024年1月に開催された東京オートサロン2024の会場で、国産車のカスタマイズパーツを手掛ける「クールジャパン」が展開する新ブランド「VRARVA(ブラーバ)」シリーズが、異彩を放っていました。
「デリカD:5」をより厳つく!
2024年1月に開催された東京オートサロン2024の会場で、国産車のカスタマイズパーツを手掛ける「クールジャパン」が展開する新ブランド「VRARVA(ブラーバ)」シリーズが、異彩を放っていました。
ブラーバは「近未来クロスオーバーカー」をコンセプトにしたコンプリートカーシリーズで、国産車をベースに、まるで装甲車のようなミリタリーな世界観へと変貌させているのが特徴です。
シリーズ第1弾はトヨタのクロスオーバーSUV「RAV4」をベースにした「MARS(マーズ)」で、ウィンドウやルーフ、ライト類を除いたすべてにボディキットを装着し、ノーマルのRAV4とはまったく異なる印象に仕上げられています。

また、シリーズ第3弾の「IO(イオ)」は軽クロスオーバーSUV「ハスラー」をベースに、ノーマルのボディを活かしつつもシリーズ共通の世界観に仕上げられています。
そして東京オートサロン2024では、シリーズ第2弾となるコンプリートカー「ORCUS(オーカス)」の実車が展示されました。このクルマは三菱のSUVミニバン「デリカD:5」をベース車両とし、他のシリーズモデルと同様に”近未来の装甲車”のようなクロスオーバーワゴンにカスタマイズが施されています。
オーカスのフロントマスクは、純正のライト類のみを使用し、残りのパネルは全て交換されています。左右と中央部分が上部へ大きく膨らんだ立体感のあるボンネットや、「VRARVA」の文字ロゴが配置され上部が突き出した逆スラントグリル、そして純正よりも短く設計されオフロード走行で重要なアプローチアングルを確保するフロントバンパーなどを装備し、顔つきを大きく変えています。
サイドでは、ボンネットやフロントバンパーからつながるオーバーフェンダーがフロントドアやスライドドアまで大きく覆い、片側30mmのワイドボディ化によってタフな印象を高めています。フェンダーにも凹凸を施したスクエアなデザインを採用することで、軍用車を連想させる堅牢なデザインとなっています。
リアもテールレンズとリフレクター以外は全て変更されています。角張ったリアバンパー下部には、シリーズに共通するジェット戦闘機をイメージさせる大開口ダクト風のデザインが採用され、他のブラーバシリーズと同様の独特の雰囲気を醸し出しています。
オーカスのコンプリートカー価格(消費税込)は、デリカD:5の「M」グレード(ディーゼル4WD車)をベースとして599万円です。
東京オートサロン2024の展示スペースでは、このオーカスとともにマーズとイオも出展されました。今回は3モデル共に、ボディカラーを闇夜に紛れる「ステルスファイター」をイメージしたマット系カラーの「ステルスブラック」で統一し、さらなる迫力と存在感を演出。このため、ブラーバシリーズは会場でひときわ注目を集めていました。
なおベースのデリカD:5は、2025年10月29日から11月9日まで開催された「ジャパンモビリティショー2025」でデザイン変更を伴うマイナーチェンジモデルを発表しており、近日の発売が予定されています。
今後、マイナーチェンジ後のデリカD:5向けにオーカスの改良モデルが登場するのか、あるいはブラーバブランドがまた新しいモデルを発表していくのか、その動向から目が離せません。
Writer: くるまのニュース編集部
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