トヨタ斬新「GRプロボックス」!? まさかの「スポーツ商用車」が超カッコイイ! “斬新ブラック顔”採用したド迫力「ライトバン」とは! RIDE+TECHの提案する大胆“カスタム仕様”がスゴイ!
ライトバンタイプの商用車トヨタ「プロボックス」。同車を本格スポーツテイストに仕上げたユニークなカスタムカーが存在します。
トヨタ斬新「GRプロボックス」!? まさかの「スポーツ商用車」
2025年11月24日、トヨタはライトバンタイプの商用車「プロボックス」に一部改良を施して発売しました。
ロングセラー車として支持を集めつつ、弛まぬ進化を続けるプロボックスですが、同車を本格スポーツテイストに仕上げたユニークなカスタムカーが存在しています。
一体どのようなモデルなのでしょうか。

プロボックスは2002年の登場以来、日本のビジネスシーンを足元から支え続けてきた質実剛健なライトバン。
一切の無駄を削ぎ落とした機能美と、過酷な使用環境にも耐えうる高い信頼性は、多方面のプロフェッショナルから絶大な支持と信頼を集め続けています。
同時に近年では、ビジネスユースの枠を超えた意外な人気も高まっており、使い勝手の良さと角ばったシンプルなフォルムから、カスタム車のベースとしてのポテンシャルを見出されつつあります。
そうした潮流を象徴する一台が、2025年の「東京オートサロン」で一際異彩を放っていた、カスタムショップ「RIDE+TECH(ライドテック)」が手掛けた、通称「GR風プロボックス」でしょう。
このカスタムモデルは、商用車特有の控えめな佇まいを一変させ、トヨタのモータースポーツブランド「GR」を彷彿とさせる、アグレッシブな姿へと変貌を遂げていました。
最大の見どころは、何と言ってもそのフロントマスクです。
ライドテック独自のオリジナルパーツによって構築された「逆台形の大型グリル」は、プロボックスの穏やかな顔つきを大胆に払拭し、見る者に強烈なインパクトを与えるスポーティな表情を創出。
さらに、自社製リフトアップキットによる車高アップが施されたことで、単なるドレスアップに留まらない、本格的なオフローダーとしての風格さえ漂わせます。
足元にはワーク製ホイール「CRAG CKV」と、トーヨータイヤの「OPEN COUNTRY」シリーズを組み合わせることで、タフで力強い印象を増強。
そのほか、ドアハンドルやミラーをグロスブラック化することで、ホワイトのボディとのコントラストを引き締め、より洗練されたスタイリングを実現しています。
このライドテックの提案は、商用バンのカスタムにおける可能性の広さを示しただけでなく、プロボックスという素材が隠し持っていた、「GR的なスポーティさ」への親和性を証明したとも言えるでしょう。
※ ※ ※
現時点では、プロボックスにメーカー純正のGRモデルは存在していません。
しかし、例えばネッツトヨタ石川が独自に「プロボックスGRカスタマイズ計画」を展開するなど、ディーラーレベルでは、スポーツモデルの要望に応えた熱意あふれるモデルの実現に期待できる動き動きが見られ、市場の潜在的なニーズは確実に高まっています。
ビジネスの最前線から遊びのフィールドまで、プロボックスの活躍の場はカスタムカルチャーの成熟と共に、今後ますます広がっていくことでしょう。
Writer: くるまのニュース編集部
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