“注文殺到”の「3人乗りトライク」実車登場! 新車88万円で“めちゃ使える”スゴイ乗りもの!「大阪モーターショー」に“初展示”決定のタイゾー「NEOワン」&「NEOライト」とは!
ダイゾーが展開する、電動モビリティブランド「e-NEO(イーネオ)」の2モデル、「NEOワン」と「NEOライト」に熱い視線が寄せられています。
“注文殺到”の「3人乗りトライク」実車登場!
ダイゾーが展開する、電動モビリティブランド「e-NEO(イーネオ)」。
2025年11月には「2025年内納車分の予約枠が完売した」と発表し注目を集めましたが、その後、2025年12月6日から開催の「第13回 大阪モーターショー2025」に初出展すると発表されたことから、再び熱い視線が寄せられています。

ダイゾーは造船会社をルーツに持つという異色の経歴を持つモビリティメーカーです。
海上で培われた設計思想を陸上へと転用し、また日本のクラフトマンシップを継承したモビリティの開発を使命として掲げています。
そんな同社の展開するe-NEOブランドは、「走るデザインプロダクト」をコンセプトに、複数のモデルを展開。
なかでもフラッグシップモデル「NEO-ONE」は、都市型モビリティの新たな選択肢として注目される存在です。
安全構造、耐久性、そして精密な設計思想によって開発され、強靭な剛性と軽量化を両立したボディ構造を最大の特徴とします。
「水の上で人を運ぶ」から「街の中で人を運ぶ」へというスローガンが示す通り、過酷な環境を想定した技術力が、都市部での安定した走行性能と安心感に直結している点は、既存のマイクロモビリティとは一線を画すエンジニアリングの妙と言えるでしょう。
そんなNEO-ONEのパッケージングは、いわゆる「EVトゥクトゥク」に分類される3人乗りの電動トライクです。
ボディサイズは全長2245mm×全幅1150mm×全高1630mmと、日本の狭い道路事情にマッチした取り回しの良さを誇ります。
また、サイドドアを持たない開放的なスタイルではあるものの、屋根と専用レインガードを装備。
雨天時でも快適な移動空間を確保している点は、実用性を重視するユーザーにとって嬉しいポイントでしょう。
また、自動車と同様にコインパーキングを利用できるため、都市部での駐輪場所に悩まされることもありません。
法的な区分におけるメリットも見逃せません。
運転には普通自動車免許(AT限定可)が必要ですが、車検や車庫証明は不要。税金や保険関係は250ccバイクと同等に抑えられています。
これにより、4輪車のような居住性と積載性を持ちながら、ランニングコストは2輪車並みという、経済的かつ合理的に所有することが可能です。
パワートレインは、最高速度50km/h、1回のフル充電で約100kmの航続距離を確保。日常の買い物や街乗り、ビジネスユースには十分なスペックを備えています。
充電は家庭用の100Vおよび200V電源に対応しており、特別な設備投資なしで運用できる点も、購入時の敷居を下げています。
さらに、バックモニターや坂道発進時の後退を防ぐヒルホールドコントロールを標準装備するなど、トライク特有の運転操作に対する不安を払拭する安全機能も充実。
ボディカラーは「マットブラック」「ホワイト」「シルバー」の3色が用意され、車両価格(消費税込)は97万9000円です。
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このように、100万円を切る価格帯で、造船メーカーの哲学が詰まった高品質な電動モビリティが手に入るという事実から、市場に小さくないインパクトを与えているNEO-ONE。
大阪モーターショーでは同車とともに、より手の出しやすい価格(税込88万円)に抑えたモデル「NEO-Light」も初展示となる予定です。
e-NEOの提供する「陸の上の船」が、日本の都市交通にどのような波紋を広げるのか、その動向から目が離せません。
Writer: くるまのニュース編集部
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