トヨタ「FF“最上級”セダン」実車展示! 「サメ顔」×流麗ボディがイイ! リッター25kmも走るラグジュアリーなカムリをタイで展示

トヨタのタイ法人はバンコク国際展示場で開催の「FASTオートショータイランド2025」でトヨタ「カムリ」を展示しました。どのようなクルマなのでしょうか。

サメ顔の「最上級セダン」を展示

トヨタのタイ法人は、2025年11月29日から一般公開が始まった「タイ国際モーターエキスポ」の会場で、グローバルセダン「カムリ」の新型モデルの実車を展示しています。

新型カムリはタイで2024年10月に発売され、最上級セダンとしての役割を担っています。

トヨタ「カムリ HEV プレミアムラグジュアリー」タイ仕様
トヨタ「カムリ HEV プレミアムラグジュアリー」タイ仕様

通算11代目となる新型カムリは、北米トヨタのデザインスタジオであるCALTYがデザインを手がけました。先代の面影を継承しながらも、よりスポーティでモダンな外観を実現しています。

特に目を引くのはフロントフェイスの変更で、シュモクザメから着想を得た最新の「ハンマーヘッド」デザインが取り入れられています。このデザインは「プリウス」などにも採用されているものです。

ボディサイドは先代のエレガントなスタイルを踏襲しつつ、Cピラー周辺に改良が施されました。リアドア後方にはガーニッシュが設けられ、6ライト風のクーペライクなデザインを際立たせています。

リアもフロントと同様にデザインが刷新され、「コの字」風のテールライトとダックテール形状のトランクが、よりスポーティな印象を強めています。タイ仕様のボディサイズは、全長4920mm×全幅1840mm×全高1445mmで、ホイールベースは2825mmです。

インテリアは全面的に新しくなりました。直線基調のインパネには、大画面のインフォテインメントディスプレイや大型化された液晶メーターが装備され、エアコンなどの操作系統もリフレッシュされるなど、先進的な雰囲気を演出しています。

 助手席側のインパネには、エアコンルーバーから連続するような横桟デザインがあしらわれ、スタイリッシュな印象を与えています。

先進運転支援システムには、新型のレーダーとカメラを搭載した最新の予防安全機能パッケージ「トヨタ セーフティ センス」が採用されました。これにより検知精度が向上し、先読み機能なども強化されています。さらに、降車アシストや、より鮮明になったアラウンドモニターといった機能も導入されています。

パワートレインには、227馬力を発揮する2.5リッターエンジンとモーターを組み合わせたハイブリッド(THS)システムを搭載しています。第5世代のハイブリッドユニットを採用することで、高い効率性と25km/Lという優れた燃費性能を両立させています。

カムリは、1980年に2ドアスペシャリティクーペ「セリカ」をベースとした派生モデルの4ドアセダン「セリカカムリ」としてデビューしたミディアムサイズセダンです。

1982年に登場した2代目からはセリカの系譜を離れ、独立したモデルとなりました。比較的ラージサイズのボディに前輪駆動(FF)プラットフォームを採用することで広々とした居住空間を確保し、日本国内だけでなく世界中の多くの地域で販売されるなど、FFミディアムセダンのグローバルモデルとしての地位を確立しています。

日本では、2017年に登場した10代目が2023年12月をもって生産終了となりましたが、この11代目は2023年11月に米国で世界初公開され、各国で販売が開始されています。

タイにおけるカムリの販売価格は、147万5000バーツ(約715万円)から180万9000バーツ(約878万円)に設定されています。

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Writer: くるまのニュース編集部

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