新「“4WD”スポーツカー」発表! 全長4.7m級の“ちょうどいいサイズ”に高性能「パワトレ」搭載! 「走り」&使い勝手を強化したヒョンデ「アイオニック5 N」登場

ヒョンデは、高性能EV「IONIQ 5 N(アイオニック ファイブ エヌ)」を一部改良し、2025年11月26日から販売を開始しました。どのような変更が加えられたのでしょうか。

走りの「N」がソフト面と先進装備をアップデート

 ヒョンデモビリティジャパンは、高性能EV「IONIQ 5 N(アイオニック ファイブ エヌ)」の一部改良モデルを2025年11月26日に発売しました。

一部改良が行われたヒョンデ「IONIQ 5N」
一部改良が行われたヒョンデ「IONIQ 5N」

 アイオニック5 Nは、ヒョンデの高性能ブランド「N」初のEV(電気自動車)として誕生したハイパフォーマンスモデルです。2024年には「ワールド・パフォーマンス・カー・アワード」を受賞するなど、世界的にも高く評価されてきました。

 Nブランドは「Corner Rascal(コーナリング性能)」「Racetrack Capability(サーキットを本気で走れる能力)」「Everyday Sportscar(日常もドライビングを愉しむ)」という3つのコンセプトを掲げており、アイオニック5 Nもその思想を色濃く反映したモデルです。今回の一部改良では、その“走る楽しさ”をさらに磨き上げながら、先進装備と日常の使い勝手も強化しています。

 まず走りの面では、8速DCTの変速フィールを再現する「N e-Shift」がアップデートされ、これまで設定できなかったEcoモードでも使用可能になりました。

 省エネ走行時でも、あえてシフトチェンジを感じながら走れるようになり、シーンに応じてキャラクターを使い分けられます。

 さらに、ドリフト走行をサポートする「N Drift Optimizer PRO」が新たに採用されました。ドライバーのスキルや目的に応じて10段階でレベル調整ができ、クローズドコースなどでより狙った角度と姿勢を維持しやすくしたのが特徴です。

「N Launch Control」も改良され、エンジンサウンドをオフ設定にしている場合でも発進時にはサウンドを鳴らすよう変更。スタート時の高揚感や“加速している実感”を、耳からもしっかり伝える演出としています。

 また、メーターと連携するナビ画面の「Nモード」では、表示できるウィジェットの数が従来の4個から6個へ拡大されました。

 タイヤ温度や出力配分、ラップタイムなど、ドライバーが確認したい情報をより柔軟に組み合わせて表示できるようになり、スポーツ走行時の情報アクセス性も高められています。

 ボディサイズは全長4715mm×全幅1940mm×全高1625mm、ホイールベースは3000mmです。

 パワーユニットには最高出力650馬力(通常時609馬力)・最大トルク770Nm(通常時740Nm)を発揮する高性能デュアル駆動モーターに84kWh大容量バッテリーを搭載。

 これにより最高速度は260km/h、一充電航続距離(WLTCモード)で561kmです。

 一方で、日常域での安心感と快適性を高める装備も追加されました。ヘッドランプには、新たに「インテリジェントフロントライティングシステム(IFS)」を採用。

 夜間走行時に先行車や対向車の位置を検知し、その部分だけハイビームを自動で遮光することで、相手への眩惑を抑えながらハイビーム状態を維持し、高い視認性を確保します。

 インフォテインメント面では、12.3インチナビゲーションにAR(拡張現実)機能付きのナビ表示を新搭載。フロントカメラ映像の上に進行方向や曲がるポイントなどを重ねて表示することで、初めての道でも直感的にルートを把握しやすくなりました。

 さらに、N専用本革巻ステアリング(ヒーテッド/ハプティクス機能/ハンズオンディテクト機能付)も採用し、ドライバーとの一体感や操作フィールも向上させています。

 そのほか、ビルトインドライブレコーダーや、後席シートのワンタッチフォールディングボタン、後席乗員通知センサー、全席オートアップ&ダウン/セーフティ機能付きパワーウインドウなど、日常の使い勝手を高める装備も標準化。

 サーキット走行を楽しめる高性能EVでありながら、普段の通勤や家族でのドライブにもより使いやすい一台へと進化したといえるでしょう。

 そんなアイオニック5 Nの価格(消費税込)は1グレードのみとなり、891万円です。

【画像】超カッコイイ! これが新「“4WD”スポーツカー」です!(50枚)

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Writer: くるまのニュース編集部

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