約127万円! ダイハツ最新型「“7人乗り”ミニバン」実車展示! 全長4.1m級の「ちょうどいいサイズ」! “大胆”顔&5速MT設定もアリ! “3列シート”の人気車「シグラ」尼国に出現
2025年11月21日から30日まで開催された「GJAW2025」において、ダイハツのインドネシア法人は、現地で根強い人気を誇る7人乗りMPV「シグラ」を出展しました。どんなクルマなのでしょうか。
スライドドア非搭載の“国民的ミニバン”
2025年11月21日から30日まで開催された「GAIKINDO Jakarta Auto Week 2025(GJAW2025)」において、ダイハツのインドネシア法人は、7人乗りMPV「シグラ」を出展しました。
現地で根強い人気を誇るシグラは2016年に登場以来、ファミリーのための7人乗りMPVとして定着してきたモデルです。

GJAW2025では「Bahagia Sejak Pertama – Karena Kamu Ada(最初からハッピー)」をテーマに、シグラは特別展示車として公開され、多くの来場者の注目を集めました。
ボディサイズは全長4110mm×全幅1655mm×全高1600mm、ホイールベース2525mmです。最低地上高は180mm、最小回転半径は4.5mと日常域での扱いやすさも確保されており、狭い路地や駐車場でも気軽に取り回せる点が特徴です。
また、スライドドアを採用せずヒンジ式を採用しています。車内は3列7人乗りで、用途の幅広さと家族需要への適性がうかがえます。
パワートレインは、最高出力67馬力・最大トルク約89Nmの1リッター直列3気筒と、最高出力88馬力・最大トルク約108Nmを発揮する1.2リッター直列4気筒の2種類。それぞれに5速MTまたは4速ATが組み合わされ、燃費と維持費のバランスを重視しながらも、都市部から郊外まで日常使いに必要な余力を備えた構成となっています。
装備面では、上級グレードに7インチタッチ式オーディオ、リアパーキングカメラ、後席エアサーキュレーターを設定。さらに「1.0D」「1.0M」「1.2X」「1.2R」と複数グレードが展開され、価格・装備・ホイール径など、ユーザーが求める仕様に合わせて選択できる柔軟性も魅力といえます。
また、展示車の写真を見ると従来型とは異なる意匠のフロントフェイスが採用されているようにも見えます。グリル開口部の処理に加え、バンパー中央には横長のメッキモールが新たに追加されており、よりシャープで存在感のある表情が演出されています。専用エアロ、もしくはオプション装着によるものの可能性もありますが、現行イメージとの差別化が明確に感じられるポイントです。
価格は約1億4150万ルピア(1ルピア=0.009円換算で約127万円)から1億8510万ルピア(同約167万円)とされ、7人乗りMPVとしては非常に手の届きやすい設定です。
実用性・価格・サイズの三拍子を揃えた“ファミリーの味方”として進化を続けるシグラ。派手ではないものの必要な機能をしっかり備え、家族の暮らしを背中で支える存在感は、インドネシアで長く支持されてきた理由そのものといえるでしょう。
Writer: くるまのニュース編集部
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