約410万円! ホンダ“新型”「カクカク”SUV”」がスゴイ! 1.5リッター「直4」搭載の「コンパクトモデル」! 最安価なエントリーSUV墨国「WR-V」とは
ホンダのブラジル法人は2025年10月16日、コンパクトSUV「WR-V」を現地で発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。
カクカクデザインのSUV!
ホンダのブラジル法人は2025年10月16日、コンパクトSUV「WR-V」を現地で発表しました。

2017年にデビューした初代WR-Vは、新興国のニーズを踏まえて開発されたコンパクトSUVです。ブラジルとインドで生産され、南米やアジアを中心に展開してきました。
現行モデルは、2022年にフルモデルチェンジを受けた2代目にあたり、2024年には生産拠点のインドから日本への輸出、販売も始まりました。
ブラジルでは、2代目への移行時に一度生産と販売が途絶えていましたが、この度、現地生産と販売が再開されることになりました。
パワートレインは最高出力126馬力、最大トルク15.8kgmを発生する1.5リッター直列4気筒ガソリンエンジンにパドルシフト付きCVTの組み合わせです。
ブラジル特有のフレックスフューエル(ガソリンとエタノールの混合燃料)に対応しており、環境性能と実用性を両立した設計となっています。
グレード構成は装備内容によって「EX」と「EXL」の2種類を設定。上位のEXLにはルーフレール、フォグランプ、レザーシート&ステアリングホイール、ワイヤレス充電、後部センターアームレストなどが備わり、快適性と質感を高めた内容になっています。
ボディカラーは7色。日本仕様に設定の「イルミナスレッド」といった鮮やかなカラーはなく、インテリアカラーもブラック1色のみの設定です。
価格はEXが14万4900レアル(約410万円)、 EXLが14万9900レアル(約420万円) 。発売は11月中旬ですが、発表から5日間で1000台の受注を記録し、予想を上回る反響があったといいます。ショールームへの来場者も増加しており、WR-Vの再投入を待ち望んでいたユーザーが多かったことがうかがえます。
ブラジル市場でのホンダのSUVラインナップは車格が高い順に「CR-V」、「ZR-V」、「HR-V(日本名:ヴェゼル)」となっており、WR-Vはそのエントリーモデルを担う存在となります。
Writer: 近藤 英嗣
新型自動車解説書のテクニカルライターを経て、編集者に。自動車分野を強みとしながらも、ライフスタイル、ビジネス、不動産、旅、グルメなど幅広く取材・執筆する。
















































