いよいよ最終局面へ 「日本カー・オブ・ザ・イヤー2025-2026」10ベストカー試乗会が開催、12月4日に「今年の1台」決定
日本カー・オブ・ザ・イヤー(JCOTY)は、2025年11月19日に「日本カー・オブ・ザ・イヤー2025-2026」の10ベストカー試乗会を開催。最終候補に残った10台が一堂に会し、選考委員による比較試乗を実施しました。
40年以上の歴史を持つ自動車賞 2025-2026の「最終候補」たち
2025年11月19日、日本カー・オブ・ザ・イヤー(JCOTY)は「日本カー・オブ・ザ・イヤー2025-2026」の10ベストカー試乗会を袖ケ浦フォレストレースウェイにて開催しました。
最終候補に残った10台が一堂に会し、選考委員による比較試乗を実施。12月4日のイヤーカー決定を前に、各車の開発陣も集結した当日の様子はどのようなものだったのでしょうか。

日本カー・オブ・ザ・イヤー(JCOTY)は、その年を代表するクルマを選出する賞として40年以上の歴史を持ちます。
直近5年間の受賞車は、「電動化」と「新しい生活様式の提案」が評価される傾向にあります。
第45回(2024-2025):ホンダ フリード
第44回(2023-2024):トヨタ プリウス
第43回(2022-2023):日産 サクラ/三菱 eKクロス EV
第42回(2021-2022):日産 ノート/ノート オーラ
第41回(2020-2021):スバル レヴォーグ
そして、第46回となる今回は、2024年11月1日から2025年10月31日までに発表・発売された乗用車35台がノミネート。
そこから自動車評論家、ジャーナリストからなる60名の選考委員による投票で上位10台が絞り込まれました。
本イベントは、来る最終選考会に向け、この選ばれし10台(10ベストカー)を選考委員が同一条件下で比較・評価するために行われるものです。

今年の10ベストカーは、以下のラインナップとなります(ノミネート順)。
【日本カー・オブ・ザ・イヤー 2025-2026 10ベストカー】
スズキ「eビターラ」
スバル「フォレスター」
ダイハツ「ムーヴ」
トヨタ「クラウン(エステート)」
日産「リーフ」
ホンダ「プレリュード」
BMW「2シリーズ グランクーペ」
ヒョンデ「インスター」
プジョー「3008」
フォルクスワーゲン「ID.Buzz」
今年の傾向として、BEV(電気自動車)専用モデルや、電動化技術を主軸としたモデルが多く選出されている点が挙げられます。
また、軽自動車から大型SUV、復活を遂げたクーペモデルまで、ボディタイプも多岐にわたり、近年の自動車市場の多様化を如実に反映したラインナップとなりました。
当日の会場となった袖ケ浦フォレストレースウェイには、各自動車メーカーが対象車両を複数台持ち込み、試乗環境を用意しました。
パドックでは、車両の展示とともに、各メーカーの開発責任者や技術担当者が待機。
試乗を終えた選考委員が、走行フィーリングの技術的な裏付けや、車両コンセプトの意図、パッケージングの詳細について開発者に直接質問をする姿が見られました。
選考委員は、サーキットコースでの走行性能の確認に加え、内外装の質感や使い勝手、そして開発者のプレゼンテーションを通じて、各車の完成度を慎重に確認していました。
■最終選考会は12月4日開催
今回の試乗会での評価を踏まえ、選考委員による最終投票が行われます。
今年度の「イヤーカー」が決定する最終選考会の概要は以下の通りです。
【日本カー・オブ・ザ・イヤー2025-2026 最終選考会】
日程: 2025年12月4日(木)
時間: 15:30〜(予定)
場所: Bosch Forum Tsuzuki(ボッシュ フォーラム つづき)
果たして、2025-2026年の日本カー・オブ・ザ・イヤーにはどのモデルが選ばれるのか。12月4日の結果発表が待たれます。
Writer: くるまのニュース編集部
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