新車約500万円!? “7年ぶり全面刷新”のトヨタ「新型RAV4」がスゴイ! “300馬力超え”高性能モデルもアリの「全長4.6m級SUV」米国に登場へ

トヨタの北米法人は2025年10月22日、新型「RAV4」をスタート価格3万ドル台前半で同年12月に発売すると発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。

約500万円? 新型RAV4

 トヨタの北米法人は2025年10月22日、新型「RAV4」をスタート価格3万ドル台前半で同年12月に発売すると発表しました。

高性能モデルもアリ!
高性能モデルもアリ!

 RAV4は1994年に初代がデビュー。乗用車の快適性とSUVの走破性を両立させた新ジャンルの先駆けとして人気を集め、北米では1996年から販売が始まりました。以降グローバルモデルとして進化を続け、現在ではトヨタを代表する世界的ベストセラーSUVとなっています。

 今回発表された新型は6代目にあたり、新開発のソフトウェアプラットフォーム「Arene」(アリーン)をトヨタ車として初めて採用し、車両制御からコネクティビティ機能までを統合的に管理。アップデートを通じて機能を拡張することが可能となります。

 エクステリアは、最近のトヨタ顔を象徴するコの字ライトの「ハンマーヘッド」デザインを採用する一方で、個性の異なる3つのスタイルを展開します。洗練されたスタイルの「コア」、無骨な雰囲気を強調した「ラギッド」、走りの楽しさを機能とともに表現した「スポーツ」です。

 インテリアは「アイランドアーキテクチャー」と呼ばれる設計思想を採用し、各種機能を操作しやすい位置に島のように集約配置することで、デザイン性と機能性を高次元で両立しました。

 パワートレインはHEVとPHEVの2種類で、駆動方式はFWD(前輪駆動)または4WDです。HEV、PHEVともにシステム最高出力は従来型よりも大幅に向上しており、PHEVのEV走行距離も23%増となる最大52mile(約84km)を実現しました。

 HEVモデルは総合出力191馬力、PHEVモデルはFF仕様で268馬力、4WD仕様では304馬力を発揮する見込みです。

 グレード体系はコアが「LE」「XLEプレミアム」「リミテッド」、ラギッドが「ウッドランド」、スポーツが「SE」「XSE」、そして初登場の「GR SPORT」です。

 ボディサイズは全長181.0in(4600mm)×全幅73.0in(1854mm)×全高66.7(i1694mm)、ホイールベース105.9in(2690mm)、最低地上高8.1in(205mm、いずれもSEの場合)。

 アメリカ仕様の生産拠点はHEVが現地とカナダ、PHEVは日本となります。価格は3万ドル台前半(約470万円〜520万円)から。2025年12月に発売される予定です。

 アメリカにおいてRAV4の年間販売台数(2024年)のうち半数以上が電動車(HEV、PHEV)で占められているといいます。新型は、従来型まで設定されていた純ガソリン車を廃止。全車電動車(HEVとPHEV)となります。トヨタの電動化戦略を象徴するSUVとして、次世代のスタンダードを提示する一台となりそうです。

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Writer: 近藤 英嗣

新型自動車解説書のテクニカルライターを経て、編集者に。自動車分野を強みとしながらも、ライフスタイル、ビジネス、不動産、旅、グルメなど幅広く取材・執筆する。

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