7年ぶり復活! 日産「新型ティアナ」がスゴイ! “フーガ級”の全長4.9mサイズ×赤い「NISSAN」文字ロゴ採用! 上質内装もイイ中国「新セダン」とは

日産と中国東風汽車の合弁会社「東風日産」は2025年10月17日、新型ミドルセダン「ティアナ」を発表しました。どのようなモデルなのでしょう。

7年ぶり復活の日産「新型ティアナ」

 日産と中国東風汽車の合弁会社「東風日産」は2025年10月17日、新型ミドルセダン「ティアナ」を発表しました。

日産「新型ティアナ」“約7年ぶり復活”に大反響!
日産「新型ティアナ」“約7年ぶり復活”に大反響!

 ティアナは2003年に「モダンリビング」というコンセプトでデビューしたミドルセダンです。北米で展開されている「アルティマ」の兄弟車関係にあり、FF(フロントエンジン・フロントドライブ)パッケージによる広くて上質な室内空間が好評を博し、アジア圏で上級ミドルセダンとしての地位を確立しました。

 日本ではセダン需要の縮小により、2020年に3代目をもって販売終了となる一方で、セダン人気が根強い中国では世代交代を機に、英語表記の「TEANA」が「ALTIMA」へと変更されました。

 そんな中国アルティマのプレミアム仕様として発表されたのが今回の新型ティアナです。ティアナの名が復活するのは7年ぶりとなります。

 ボディサイズは全長4920mm×全幅1850mm×全高1447mm、ホイールベース2825mm。日本市場ではすでに販売を終了した「フーガ」ほどのサイズで、ゆとりある室内空間を確保しています。

 基本骨格はアルティマと同じとしながら、フロントフェイスに横一文字のLEDシグネチャーランプを採用し、シャープで先進的な印象を与えます。

 リアには発光式の「NISSAN」ロゴを配し、水平基調のデザインとあわせてワイド感を強調。全体としてプレミアムセダンらしい落ち着きと力強さを両立しています。

 インテリアは上質な素材で仕立てられ、触れる部分の約90%がソフトパッドで覆われています。

 インパネ中央のタッチディスプレイは15.6インチで、音声操作や車内エンターテインメント、さらには運転支援を統合的に制御できるファーウェイ製OS「HarmonySpace 5.0」を、中国の内燃機関車として初めて搭載。これにより、高度なコネクティビティとユーザーインタラクションを実現しています。

 また、ファーウェイのオーディオシステムも搭載し、17スピーカーによる上質な音響空間を提供。スマートフォンとの連携も強化され、音楽・ナビゲーション・車両制御を一体化した直感的な操作性が特徴です。

 価格は未定です。同日、セダンタイプのプラグインハイブリッド車(PHEV)「N6」も発表されました。ティアナとN6は、日産の経営再建計画「Re:Nissan」を推進する革新的な商品に位置づけられ、2025年内に発売される予定です。

【画像】超カッコいい!これが 日産「新型ティアナ」です!(13枚)

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Writer: 近藤 英嗣

新型自動車解説書のテクニカルライターを経て、編集者に。自動車分野を強みとしながらも、ライフスタイル、ビジネス、不動産、旅、グルメなど幅広く取材・執筆する。

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