日産「新型SUV」登場へ! 大きな「KAIT」文字ロゴもようさそうな「世界的モデル」! 820億8000万円の投資でメキシコに誕生するカイトとは
日産のメキシコ法人は、南米向けの新型SUV「KAIT(カイト)」の存在を公表し、ティザー画像を初公開しました。この新型モデルは、はたしてどのようなクルマなのでしょうか。
新型SUV「KAIT」
日産のメキシコ法人は2025年10月29日、ラテンアメリカ(南米)で生産する新型SUVの名称を「KAIT(カイト)」と発表し、ティザー画像を初公開しました。
この新型カイトは、日産のグローバルな製品ラインナップの刷新・強化戦略の一環です。

カイトは、ブラジルのリオデジャネイロ州にあるレゼンデ工場で生産される予定です。このモデルは、日産が2023年11月に発表した5億4000万米ドル(1ドル=152円で約820億8000万円)の投資の枠内で発表された2番目のSUVとなります。この投資により、レゼンデ工場には新しい設備が導入され、変革が進んでいます。
生産されたカイトは、ブラジルのローカル市場に対応するだけでなく、メキシコを含む20カ国以上に輸出される予定です。なお、その中に日本が含まれているかどうかは明らかにされていません。
日産はラテンアメリカでの存在感を強化しており、カイトはコンパクトSUVの「マグナイト」、ミドルSUV「キックス」「キックス プレイ」、アッパーミドルSUV「エクストレイル」、ラージSUV「パスファインダー」といった既存のSUVラインナップを補完するモデルとなります。
日産ラテンアメリカのガイ・ロドリゲス社長は「このプロジェクトはラテンアメリカへの私たちのコミットメントを明確に示すものです。この地域のために考えられ、ラテンアメリカの人々の手によって作られ、世界に輸出される新しいSUVです」と述べています。
日産は、カイトの詳細なスペックや仕様については、各市場での正式な発売時期にあわせて公表するとしています。
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日産新型SUVカイトの発表に対し、SNSでは「日産からまた新型が登場」といった歓迎の声があるいっぽう、「どうせ日本では販売されないのでは」といった期待薄な声もありました。
現在のところ日本導入に関する公式な発表はありません。しかし、そのデザインやセグメントは日本市場でも人気が出そうなモデルであり、今後の展開に期待が集まります。
Writer: 佐藤 亨
自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。







































































