トヨタ新「“両側スライドドア”バン」発表に反響殺到! 「荷室が広くて使い勝手良さそう」の声も! 全長4.4m&全長4.7mの“2つのボディ”で快適性&利便性アップの「プロエースシティバン」スペイン仕様登場!
トヨタのスペイン法人は小型商用バン「プロエースシティバン」の2026年モデルを正式発表しました。その仕様に対してネット上では多くの反響が集まっています。
快適性と利便性が向上した新モデルに反響集まる
2025年11月6日にトヨタのスペイン法人は2026年モデルの「プロエースバン」と「プロエースシティバン」を発表し、より高度な装備と働く現場を支える実用性を両立させたと明らかにしました。
EV化の流れが各国で一段と加速するなか、特に都市部の配送需要が増えるヨーロッパ市場では、コンパクトで取り回しが良く、環境性能を備えた小型商用車の存在感が高まっています。
今月にはEUが2027年以降の商用車向け排出基準強化案を議論するなど、規制面の動きも活発化しており、こうした時勢に合わせてモデルを磨き上げるトヨタの姿勢には、ネット上でも多くの期待を寄せています。

プロエースシティバンは、2019年の登場以来、小規模事業者や個人経営の配送業者の“相棒”として支持されてきました。
ボディサイズはL1とL2の2種で、全長4403mmと4753mmという扱いやすさを保ちながら、荷室容量はそれぞれ2126リットル、2693リットルに達します。
都市の細い路地でもストレスなく扱えることから、飲食店へのルート配送や設備業者の移動車として選ばれるケースも増えています。
両側スライドドアの採用により狭い駐車スペースでも荷物の積み下ろしが容易で、ボンネットを備えた2BOXスタイルの車体は安全面への安心感も高めています。
こうした配慮は、ドライバーが日々長時間車両と向き合う商用車ならではの重要なポイントです。
今回の2026年モデルで特に注目されるのが、新たに設定された「GX Plus」グレードです。従来のGX、VXの中間に位置づけられ、機能性と快適性を適度なバランスでまとめています。
インフォテインメントは10インチのタッチスクリーンに刷新され、Apple CarPlayとAndroid Autoに対応しました。
スマートフォンでのナビ操作や音楽アプリの利用がスムーズになり、事業者に多い複数地点配送の効率化にも貢献します。
また上級グレードのVXではリアビューカメラが標準となり、市街地での後退時のヒヤリとする場面を減らす設計が施されました。
安全装備も強化され、兄弟モデルのプロエースバンには疲労検知システムが新たに搭載されました。
長時間の運転は集中力の低下を招きやすく、警告機能が加わったことで運行管理の質が高まります。
一方のプロエースシティバンには「スマートカーゴシステム」が採用され、助手席を倒して長尺物を収納できるなど、荷室の柔軟性が向上しています。
パワートレインはディーゼルとEVの二本立てで、静粛性に優れた「プロエースシティ・エレクトリック」はゼロエミッションを実現しつつランニングコストを抑えるため、EU各都市で進む環境規制への対応車として注目度が高まっています。
新たに追加されたGX Plusのスペイン価格は1万8590ユーロ(約334万円)からとされ、導入しやすい価格帯を維持している点も魅力です。
ネット上でも今回の2026年モデルに対して「商用車なのに内装が思ったよりおしゃれ」「EV版の航続距離がどこまで伸びたのか気になる」「GX Plusの価格なら小規模事業者でも導入しやすい」「荷室が広くて使い勝手良さそう」「リアカメラ標準化は遅いくらいだけど歓迎」といった多様な意見が寄せられています。
こうした反応を見ると、実用車でありながらユーザー体験を大切にする商用バンへの関心が、今後さらに高まりそうです。
Writer: くるまのニュース編集部
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