トヨタ「“新”8人乗りミニバン」に注目! 245馬力のパワフルユニット搭載した「エスティマの後継車」! 「冷蔵庫&掃除機」完備の「シエナ」米国仕様とは!
かつてトヨタが国内展開していた「エスティマ」の後継車が、米国では「シエナ」という車名で販売されています。最新モデルはどのような特徴があるのでしょうか。
245馬力のパワフルユニット搭載した“エスティマの後継車”「シエナ」!
トヨタの米国法人は2025年10月23日、ラージサイズミニバン「シエナ」の2026年モデルを発表しました。
シエナは、かつての「エスティマ」(北米名:プレビア)の後継車として、1997年に登場した北米向けモデルです。
日本国内でのエスティマの販売終了後もその系譜を受け継ぐ重要な一台であり、現行型は2021年にフルモデルチェンジを果たした4代目にあたります。

ボディサイズは全長約5180mm×全幅約2000mmという堂々たる体躯を誇り、3列シートを備えた7人または8人乗りの広大な室内空間が特徴です。
エクステリアは日本の新幹線からインスピレーションを得たという、流麗かつスポーティなデザインを採用。インテリアでは、運転席と助手席の間を橋渡しするように配置された「ブリッジコンソール」が目を引きます。
このデザインはモダンな雰囲気を演出するだけでなく、下部に大型の収納スペースを設けるなど実用性も高く、最上級グレードには車載掃除機や冷蔵庫といったユニークな装備も標準で備わっています。
パワーユニットは、2.5リッター直列4気筒ガソリンエンジンに2つのモーターを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載し、システム最高出力245馬力を発揮。駆動方式はFFに加え、走行状況に応じて前後輪のトルク配分を100:0から20:80まで緻密に制御する4WDシステムも用意され、高い走行安定性を実現します。
今回発表された2026年モデルでは、グレード構成を「LE」「XLE」「XSE」「ウッドランドエディション」「リミテッド」「プラチナ」の6タイプ展開とし、装備内容の充実が図られました。
ベースグレードの「LE」では、8スピーカーオーディオやパワーリアドア、リアウィンドウシェードなどが標準装備となり、快適性と利便性が大きく向上。また、ミドルグレードの「XSE」では12スピーカーのJBLプレミアムオーディオシステムが標準化されたほか、「XLE」でもオプションとして選択可能になるなど、エンターテインメント機能を強化しています。
ボディカラーに関しては、アウトドア仕様の「ウッドランドエディション」に「アイスキャップ」を追加したほか、多くのグレードで新色「ヘビーメタル」が設定されました。
なお、改良を機に「マグネティックグレー」と「セレスティアルシルバー」は廃止となっています。
安全面では、歩行者検知機能付きの衝突回避支援や全車速追従機能付レーダークルーズコントロールを含む「Toyota Safety Sense 2.0」が全車に標準装備され、安心して運転できる環境が整えられました。
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シエナ 2026年モデルの米国での価格は4万120ドルから、日本円で約620万円からです。
2026年1月から販売が開始される予定となっています。
Writer: くるまのニュース編集部
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