トヨタ新型「ハイラックス“GR仕様”」公開! 精悍“真っ黒顔”&「GR」ロゴが映える! 専用“ブラック仕立て”のタフデザインがカッコイイ! 全面刷新で進化した「9代目」GRパーツがアジアに登場!
トヨタのカスタマイズ部門であるTCD Asiaが新型「ハイラックス」向けのGRパーツを公開しました。スポーツブランド「Gazoo Racing」の名を冠したこのパーツ群は、力強さと機能美を融合させた新しいオーバーランドスタイルを提案しています。
新型ハイラックス向け「GRパーツ」を公開
トヨタのカスタマイズ部門を担うトヨタカスタマイジング&ディベロップメントのアジア法人(TCD Asia)は、2025年11月12日に公式SNS上で新型「ハイラックス」用の「GRパーツ(Gazoo Racing Parts)」を正式に公開しました。

2025年11月10日にタイで世界初公開された新型ハイラックスは、9代目となるフルモデルチェンジ版です。
トヨタは「マルチパスウェイ」という複数の動力源を使い分ける開発戦略を掲げており、今回の新型でも多様なパワートレインが用意されました。
従来のクリーンディーゼルに加え、初のバッテリーEV(BEV)が登場。さらに欧州市場向けには48Vハイブリッド(HEV)も設定され、将来的には燃料電池車(FCEV)の投入も検討されています。
BEVモデルは59.2kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、eAxle(イーアクスル)による高効率な駆動で航続距離300km超を実現する見込みです。
床下にバッテリーパックを収める設計により、ピックアップ本来の積載性や悪路走破性を犠牲にすることなく電動化が図られています。
ボディサイズは全長5320mm×全幅1855mm×全高1800mm、ホイールベース3085mmと現行型とほぼ同寸ながら、デザインは大きく刷新されました。
ハンマーヘッドを思わせるLEDヘッドライトやハニカム構造のグリル、ブラックのフェンダーアーチなどにより、より精悍でワイルドな印象に仕上げられています。
内装はランドクルーザーシリーズを彷彿とさせる力強くも上質な造形で、操作系の配置やボタンサイズなど、グローブを装着したままでも扱いやすい工夫が施されています。
そんな新型ハイラックスをさらに引き立てるのが、今回TCD Asiaが公開したGRパーツです。
投稿によれば、このGRパーツはTCD Asiaのエンジニアチームが設計から開発、テストまでを一貫して手がけた専用チューニングアイテムであり、「美しさ」「耐久性」「高い機能性」をバランスさせたセットアップになっているといいます。
GRパーツは、トヨタが展開するスポーツブランド「Gazoo Racing」の名を冠するだけあり、単なるドレスアップではなく、走りと実用性を両立する点が最大の特徴です。
公開されたのは、ブラックアウトされたハニカムメッシュグリルや、赤色が映えるスキッドプレート、堅牢なサイドステップ、専用ブラックホイールやマットフラップなど、アウトドアでの機能性を重視した装備が確認できます。
また、オーバーランドスタイルを意識したルーフラックやベッドラックなども設定されるようで、キャンプやアドベンチャー志向のユーザーにとっては理想的なパッケージといえるでしょう。
TCD Asiaは投稿の中で、「このGRパーツは精密な調整と徹底したテストを経て完成した」と述べています。
舗装路から悪路、さらには積載走行まであらゆるシーンを想定して耐久性を確保しつつ、デザイン面でも新型ハイラックスの個性を際立たせる仕上がりを目指したとのことです。
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9代目へと進化した新型ハイラックスは、電動化を見据えながらも本格オフローダーとしての本質を失っていません。
そのDNAを受け継ぎつつ、さらなるスタイルと機能性を加えたのがGRパーツです。
カスタマイズの幅を広げるこれらの専用パーツは、単なるアクセサリーではなく、ユーザーのライフスタイルそのものを豊かにするツールとして位置づけられています。
ハイラックスは世界中で愛されてきたトヨタの代表的なピックアップ。
その新章の幕開けを飾るGRパーツは、「強さ」と「美しさ」を両立する次世代トラック像を鮮やかに描き出しています。



































































