レクサスが「新たな“2ドアスポーツカー”」を日本初公開! 「GR GT」とは異なる“美麗ボディ”でめちゃ速そう! 「新時代のスポーツ」を予感させる“スポーツコンセプト” 登場の意味とは
レクサスは「ジャパンモビリティショー2025」で次世代スポーツクーペの「LEXUS Sport Concept(レクサス スポーツコンセプト)」を日本初公開しました。どのようなモデルなのでしょうか。
噂の「GR GT」とも異なるレクサスのコンセプトクーペ
東京ビッグサイトを会場に、2025年10月29日に開幕した「ジャパンモビリティショー(JMS)2025」で、レクサスは6輪ミニバンとなった「LSコンセプト」や、1人乗りの「LSマイクロコンセプト」など未来的なモデルを多く展示しました。
その一方で、グッと現実味を感じさせるモデルとして注目を集めたのが「LEXUS Sport Concept(レクサス スポーツコンセプト)」でした。

このクルマは、2025年8月に米国カリフォルニアのペブルビーチで開催された「モントレー・カー・ウィーク2025」で初披露されたものです。
今回のJMS2025では国内で初披露するとともに新たにインテリアも公開。より現実味のあるモデルに進化したのがポイントです。
そんなレクサススポーツコンセプトのエクステリアデザインは、伝統的に多くのスポーツモデルが採用してきた「ロングノーズショートデッキ」のスタイルを持った2シーターとなっており、低くワイドに構えたシルエットは、停止状態でも走りのポテンシャルの高さを感じさせるもの。
このデザインについては、過去に登場した数々のレクサス車に備わっていたエッセンスを散りばめているということで、そういった部分がよりリアルな雰囲気を醸し出しているのではないか、と担当デザイナーの方は話していました。
ちなみに担当デザイナーの方はこのモデルのほか、「GR」モデルも手掛けているとのことですが、実践で効果があるGRのデザインと、レクサスらしさを表現するこのスポーツコンセプトのデザインではスタートから根本的に異なるといいます。
また、現在開発が進められ2025年末にも発表を予定しているとされる「GR GT」とのデザイン上の関係性を否定していたのも、興味深いところです。
そして今回初公開となったインテリアでは、左右でカラーの異なるシートが備わり、運転席側はセンターコンソールなどで包まれるコックピット感の強いもの。
メーター類は3枚の液晶パネルがドライバーに向かってラウンドする形状で、表示されている情報にエンジン回転数を示すものはなく、代わりにバッテリー残量やパワー/チャージといった表記が見られることから、パワートレインはBEVであることを匂わせていました。
担当者曰く、このコンセプトモデルはあくまで「近未来のレクサススポーツモデルのデザインの方向性を示す“スタディモデル”」ということでしたが、その高い完成度を見るに、もしかするとBEVではないものとして登場してもおかしくない仕上がりであったことは間違いありません。



















































































