スズキ「“新”e-VanVan」実車公開に注目! 反響次第では市販化もありえる? ユーザーからは「見た目がかわいらしい」「デジタルチックでかっこいい」との声も

スズキは2025年10月29日から11月9日にかけて開催された「ジャパンモビリティショー2025」で、コンセプトモデル「e-VanVan(イー・バンバン)」を発表しました。かつて人気を博した「VanVan」をモチーフにしたEVバイクで、原付二種クラスでの開発が予定されています。

往年の「VanVan」をEVとして再構築

 スズキは2025年10月29日から11月9日にかけて開催された「ジャパンモビリティショー2025」で、コンセプトモデル「e-VanVan(イー・バンバン)」を発表しました。

 e-VanVanは、1970年代に登場し、レジャーバイクとして親しまれた「VanVan(バンバン)」をモチーフにしたコンセプトモデルです。

スズキのコンセプトモデル「e-VanVan」
スズキのコンセプトモデル「e-VanVan」

 外観は、往年のVanVanを思わせる太いタイヤを採用しながら、独創的なスタイリングに仕上げられています。

 さらに、デジタルをテーマにしたグラフィックをまとい、EVならではの新しさを表現しています。

 このように、VanVanの要素を取り入れつつ、EVとして開発が進められているe-VanVanについて、スズキのブース担当者は次のように話します。

「『遊び心のあるバイク』をコンセプトにしており、面白さを表現するため、過去に遊べるバイクとして多くのユーザーに親しまれてきたスズキのVanVanをモチーフにしました。

 また、EV技術を取り入れた理由としては、スズキのEV技術の先進性を表現する目的があるからです。

 そのため、VanVanの“遊び心”とEV技術をミックスさせて、一人でも誰かとでも移動を楽しめるファンバイクを目指しました」。

 さらに、e-VanVanの特徴について担当者は「スポーツバイクのようにカリカリした乗り味ではなく、気軽に乗ってもらうことを第一に考え、保険料や免許を取るハードルの低さなどを踏まえて、手を出しやすい原付二種クラスで開発を進めています。

 そのため、ライディングポジションはゆったりしたものにし、クラッチギアもないので操作も簡単なものにする予定です。

 まだコンセプト段階なので走行距離や出力は説明できませんが、日常的な短距離移動を考慮しており、スクーターに近い使い方を想定しています」とも説明しています。

 続けて担当者は「自転車の延長のように気軽に乗ってもらい、バイクの楽しさやある生活を感じてほしいです。

たとえば、通学する大学生や、近場のお出かけ、買い物などの足として、e-VanVanが日常の中に溶け込む一台となることを想定しています。

 最終的にe-VanVanは、これからバイクに乗りたいと考える若年層の背中を押す存在を目指しています」と話しています。

【画像】超カッコイイ! これがスズキ新型「e-VanVan」です!(30枚以上)

スズキ車が高い? 500万人利用!(外部リンク)

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