スズキ「“新”e-VanVan」実車公開に注目! 反響次第では市販化もありえる? ユーザーからは「見た目がかわいらしい」「デジタルチックでかっこいい」との声も
デザインは「バイクらしさ」とEVの調和を重視
デザイン面について、担当者は「EVでも“モーターサイクルとして見えること”を大切にした」と述べます。

「正面から見たときに『バイクだ』と直感的に分かるシルエットを重視し、ホイールを黒く仕上げてタイヤを太く見せるなど、VanVanを意識した要素を取り入れています。
さらに、ハンドル幅を広く設定し、現代的なモデル『GSX-8T』と同様に、前方視界を確保しながらデザイン性を高めるという意図でバーエンドミラーを採用しています」。
また、担当者は「EVならではの表現として、リアまわりはウインカーを内蔵式とし、リア周りをすっきりさせました。
エンジン車ではマフラーが配置される部分についても、EVとしての構造上の空白を活かすため、スイングアーム形状をデザイン要素として再構成しました。
バッテリーも車体デザインと自然に調和させ、全体のまとまりを重視しています。
くわえて、左ハンドルがゲームのコントローラーのようになっていたり、ヘッドライトを丸型にしつつ”先進性”を表現したデザインにするなど、『カッコよさ』も追求し、このバイクを所有する方が愛着を持てる一台にして開発を進める予定です」と、デザインに大きなこだわりを持っていることが伝わってきます。
また、カラーリングについては「EVらしさを強調するのではなく、生活の中に馴染む“相棒のような存在”をイメージしました。
実際、『見た目がかわいらしい』『デジタルチックでかっこいい』『欲しい』といった反響が寄せられているといいます。
このように、e-VanVanは全体を通じて、EVでありながら日常生活に寄り添うデザインと、気軽に扱えるキャラクターを意識した仕上がりとなっています。
現時点では市販予定はなく、スズキでは今後の反響を踏まえて検討を続けるとしています。
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「e-VanVan」は、往年のレジャーバイクを現代のEVとして再構築したモデルです。
気軽に乗れる原付二種クラスでの展開を見据えながら、スズキは“遊び心”とEVの融合を目指しているとのことで、今後の動向に注目が集まります。
Writer: くるまのニュース編集部
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