トヨタ「新カローラ“SUV”」初公開! 穴開き「ボンネット」&2リッター「直4」搭載の「なす」仕様って何? 全長4.4m級ボディ×約200馬力の「クロス」米国に登場
米国トヨタは2025年のSEMAショーで、コンパクトSUV「カローラクロス ハイブリッド 那須エディション」を初公開。挑戦的なコンセプトモデルとして注目を集めています。
紫のカローラクロスは冷蔵庫付き!?
米国トヨタは、米国ラスベガスで2025年11月4日から7日(現地時間)に開催された「2025 SEMAショー」にてコンパクトSUV(北米市場での分類)の「カローラクロス ハイブリッド 那須エディション(Nasu Edition)」を初公開しました。
アウトドア志向のユーザーに向けた挑戦的なコンセプトモデルとして注目を集めています。

カローラクロスは、カローラシリーズ初のSUVとして2020年7月に世界初公開され、日本では2021年9月に発売されました。都市部での取り回しの良さと実用性を兼ね備えたモデルとして人気を博しています。
2025年5月には日本仕様に大幅な改良が実施され、全車ハイブリッドになりました。
ボディサイズは全長4455-4460mm×全幅1825mm×全高1600-1620mmと扱いやすいサイズ感。
幅広いニーズに対応するラインナップとなっており、価格(税込)は、276万円から389万5000円まで設定されています。
今回発表された那須エディションは、北米仕様の2026年モデルをベースに、オフロード性能と冒険志向を強化した実験的なモデルとして登場しました。
名称には、日本の景勝地「那須岳」と、野菜の「なす(茄子)」、さらに動詞の「なす(成す)」という三重の意味が込められており、「挑戦する人のためのカローラクロス」というメッセージが込められています。
パワートレインは、2リッター直列4気筒エンジン+3モーターによる最新ハイブリッドシステムを搭載し、システム出力は約196PS。電子制御4WDによって、都市部から山岳路まで幅広いシーンで高い走破性を発揮します。
外観は、紫色のラッピング(茄子カラー)と穴あきボンネット、迫力のフロントフェイスが特徴。
リフトキットによって車高が引き上げられ、全地形型タイヤと専用ボディキットが装備されています。内装には収納スペースや冷蔵庫も備えられ、機能性も追求されています。
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SNSでは「紫のなすカラーが意外とカッコいい」「アウトドア仕様のカローラクロス、欲しい!」「冷蔵庫付きって本気すぎる」といった声が多数集まっています。
なかには、「成す」という言葉に込められた意味にユーザーから、「自分の挑戦を応援してくれる車っていいな」といった反響も見られました。
このモデルはあくまでコンセプトカーですが、普段使いのカローラクロスを大胆に冒険仕様へと進化させた、挑戦的なコンセプトモデルとして話題を呼んでいます。
Writer: シープロダクション
自動車を中心とした記事制作を手がけている制作ユニット。わかりやすく読みやすい構成を意識し、新車情報やカーライフに役立つ知識まで幅広く発信している。クルマ好きはもちろん、ライトユーザーでも楽しめるコンテンツを心がけている。





























































