トヨタ「“新”FRスポーツカー」に大注目! 10年ぶり“復活”した鮮烈「イエローボディ」×6速MT採用! 全長4.2m「GR86」に設定の“高性能”特別仕様車「RZ “Yellow Limited”」とは!
トヨタの「GR86」に設定された特別仕様車「RZ “Yellow Limited”」とは、どのようなクルマなのでしょうか。
専用内外装×オプションのサス&ブレーキを装着
トヨタのFRスポーツクーペとして高い人気を誇る「GR86」に300台限定の特別仕様車「RZ “Yellow Limited”」が2025年9月5日に発表されています。
果たしてどんなモデルなのでしょうか。

スバルとの共同開発で生まれた2ドアスポーツ「86」の2代目モデルとなるGR86は2021年に発売。
初代の美点はそのままに、エンジンは2.4リッターに拡大した「FA24型」を搭載し、各部をブラッシュアップすることで、FRスポーツクーペとしてより進化したモデルとなりました。
そんなGR86の最上級グレードである「RZ」をベースとしたRZ “Yellow Limited”は、2015年に発売された86の特別仕様車「GT “Yellow Limited”」と同じ「サンライズイエロー」を外板色として特別に採用したことが最大のトピック。
現在のGR86のカタログカラーには、明るい原色系のものが「スパークレッド」のみとなっているため、スポーツカーらしいカラーを求めるユーザーにとっては待望のカラーといえるでしょう。
もちろん特別なカラーが与えられるのは外装だけではなく、インテリアには外板色に合わせたイエローステッチ(ステアリングホイール・シフトブーツ・パーキングブレーキレバー&ブーツ・フロントシート・ドアアームレスト)や専用の刺繍を随所にあしらっており、鉱物の質感を再現したキャストブラックとのコントラストも特別感を演出してくれます。
さらに、アルミホイールもダークグレーメタリックの特別設定色となるほか、通常はメーカーオプションとなるブレンボ製ベンチレーテッドディスクブレーキ(フロント:17インチ4ポッド対向キャリパー/リア:17インチ2ポッド対向キャリパー)とSACHS(ZF)アブソーバーも標準装備となり、走行性能の底上げが図られている点も見逃せません。
また、内装色に合わせて「イエローオーバーロック」を施したGRフロアマットもディーラーオプションとして用意されており、車両全体をイエロー×ブラックに統一することができるのも、嬉しいポイントといえるでしょう。
このRZ “Yellow Limited”の価格(消費税込)は6速MT車が389万7000円、6速AT車が399万5000円と、ベース車に対して37万9000円高となっていました。
実際にはブレンボ製ブレーキとSACHS(ZF)アブソーバーのオプション価格が25万8500円であるため、実質わずか12万500円で特別な内外装が手に入ると考えれば、決して高いものではありません。
残念ながら、この特別仕様車の300台限定の抽選販売の申込はすでに終了しており、11月の発売を待つのみとなっていますが、毎年定期的に特別仕様車をリリースしているGR86ですので、次回の発表を待ちたいところです。
Writer: 小鮒康一
1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。



















































































