ヤマハの“新”「スーパースポーツ」JMS2025で初公開! 「大型バッテリーEVならではのFUN」を追求した実走可能なプロトタイプ 「PROTO BEV」の特徴とは?
ヤマハはジャパンモビリティショー2025において、大型バッテリーEVの特性を生かした実走プロトタイプモデル「PROTO BEV」を出展しました。軽量・高性能を両立し、電動時代の“走る楽しさ”を提案します。
ヤマハからスポーツEVが登場!「PROTO BEV」どんなモデルに?
2025年10月30日に一般公開を開始した「ジャパンモビリティショー2025」の会場で、ヤマハ発動機が新たなスポーツEV「PROTO BEV(プロト・ビーイーブイ)」を初公開しました。
PROTO BEVは、「大型バッテリーEVならではのFUN」を追求した実走行可能なプロトタイプモデルで、同社が描く次世代モビリティの方向性を示す重要な一台といえます。

ヤマハによると、PROTO BEVは「FUNの最大化」を目指して開発された電動スーパースポーツで、大型バッテリーを搭載しながらも軽量・コンパクト化を徹底し、俊敏なレスポンスと扱いやすさの両立を目指しているといいます。
従来のエンジンモデルで培った高い操縦安定性をベースに、モーターならではのリニアなスロットルレスポンスとスムーズな加速性能を融合。
ライダーが走行に集中できるよう、情報表示や操作系を最適化したヒューマン・マシン・インターフェイス(HMI)を備えました。
現地の担当スタッフは、PROTO BEVが目指す「新しい乗り味」について、次のように話しています。
「数値はまだ公開できないのですが、低速ゼロ回転から強力なトルクを発揮します。
そのため、加速性能やスロットルの応答性が良く、ガソリン車とはまた違った感覚になるかと思います。
なお、ガソリンモデルと同等の操縦安定性を持たせているので、これまでにない感覚のスポーツEVに仕上がっております」。
航続距離や最高出力などの主要スペックはまだ非公表とのことですが、「ワインディングを楽しんで往復できる程度の走行距離は想定している」との説明がありました。
さらに、「600ccから1000ccクラスのエンジンモデルに近い動力性能を目指している」とのことで、従来のスポーツバイクに匹敵するパフォーマンスを意識した開発が進められているようです。





























