トヨタ新型「MR2」!? 迫力のワイド&ローボディ×巨大リアウィングが超カッコイイ! 高性能4WD仕様?な次期型予想CGが登場
復活のウワサが絶えないトヨタ「MR2」ですが、インスタグラムなどでバーチャルなカーデザインおよびカスタマイズのレンダリングを手掛けている「SRK Designs」が、新型MR2のコンセプトデザインを発表しました。どのような仕上がりなのでしょうか。
新型MR2!?
一部で復活のウワサが上がっているトヨタ「MR2」ですが、現時点ではトヨタからオフィシャルの発表はなく、復活が事実かどうかも不透明な状況です。しかし、インスタグラムなどでバーチャルなカーデザインおよびカスタマイズのレンダリングを手掛けている「SRK Designs」が、新型MR2のコンセプトデザインを公表しました。

MR2とは1984年に初代モデルが発売されたもので、車名からも分かるようにミッドシップレイアウト(MR)を量産の日本車(乗用車)として初めて採用した車種でした。
ミッドシップレイアウトというとスーパーカーなどに多く採用されているものであり、非常に凝った高額なモデルとなることが多いですが、MR2は当時のカローラのコンポーネンツを多く流用しており、誤解を恐れずに言ってしまえばカローラのメカニズムを前後逆に搭載したものとすることでコストを抑えていたのです。
初代はカローラ系をベースとした1.5リッターと1.6リッタークラスの車両でしたが、1989年に登場した2代目ではセリカ系をベースとすることでひとクラス上の車格となり、エンジンも2.0リッターへと拡大されていました。
そして1999年に登場した3代目モデルは一転してライトウェイトオープン2シーターへと変貌し、車名も「MR-S」へと改められ(日本国外ではMR2の名称を継続)、エンジンも1.8Lへとサイズダウンがなされましたが、スポーツカー需要の冷え込みもあり、2007年7月末で生産を終了しています。
そんな紆余曲折を経たMR2ですが、SRK Designsでは再びクローズドボディに戻ると予想し、パワートレインはなんとEVを想定。
全体的なスタイルはスーパーカー的なワイド&ローなものとなっており、ボリューム感のあるリアフェンダーや大型リアウイングが備わっていることから、リア駆動もしくは駆動配分をリア寄りにしたAWDということなのかもしれません。
EVとなったことでエンジンを搭載していないため、ドア後方のエアインテークは重要なものではありませんが、ミッドシップレイアウトであることを象徴するアイコンとして残されたと考えられます。
さすがにこのスタイルかつEVということになると従来のような“手の届くミッドシップ車”という価格帯で販売されるのは難しそうな雰囲気ですが、果たして実際にMR2は復活するのかも含め、続報を待ちたいところですね。
Writer: 小鮒康一
1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。














































































